名古屋港水族館のシャチ「クー」死す

  • 迫力ある図体から、見応えのあるショーが人気

名古屋港水族館で人気を博していた
シャチの「クー」が死んでしまいましたね。
少し前から病気に罹っており、
ショーはお休みしていたとのことです。
私が最後にクーを見たのは、もう一年以上前でしょうか。
名古屋港水族館では、頭が良くて芸を仕込みやすく
水族館の人気者・イルカのショーの他に、
シャチのクーのショーも開催していました。
シャチはイルカよりも、はるかに大きな図体ながら
イルカと同じように、ジャンプにチャレンジしたりして、
頭の良さ・運動神経の高さを見せていましたね。
体が大きいので、前方の演技台にジャンプして乗る時は
観客席の前列側には、水しぶきが飛んだりしていましたけど、
それもまた人気だったことを覚えています。
図体が大きいだけに、クーが見せる芸には迫力がありましたね。
シャチ(クー)がイルカと違っていたところとしては、
多少気まぐれなところがあったのかな、と思います。
イルカとは違って、気分が乗らないと、
あまり芸を見せてくれなかったりしたこともありました。
しかし、そのようなところも
逆に微笑ましかったような、そんな感がありました。

  • 芸がストレスとなって、早死にした可能性も‥?

名古屋と言えば、名古屋城の金シャチが有名であり、
またサッカーの「名古屋グランパスエイト」の
グランパス」はシャチの意味ですね。
最初に名古屋港水族館でシャチを見た時には、
「白と黒の外見が、グランパスのマスコット
そっくりだな」と思ったりして‥(笑)
そんな、名古屋の人達にとっては
親しみのある存在のシャチの死、淋しいですよね。
ただ気になるのは、シャチの平均寿命よりも
だいぶ早死にだったそうですね‥
水族館で芸を仕込まれたりしたことが、
クーにとってストレスとなってしまい、
その結果、早死に繋がってしまったりしたとすれば、
少々切ないですよねぇ‥
もっとも、もともとシャチの人工飼育は難しいようで、
クーと一緒のタイミングで捕獲された
他のシャチも、既に皆亡くなっているそうですが。