W杯アジア最終予選 日本3-2バーレーン

  • 得点力不足の日本代表が、3点を先取

遂にW杯アジア最終予選が始まりましたね。
初戦はアウェーのバーレーン戦です。
3次予選でもバーレーンと同組であり、
そのときは、日本はアウェーでは敗れていますね。
今回は、直前の練習試合では、大学生相手に敗れるなど、
日本代表は不安を残す仕上がりになっているのでは
ないかと思われていました。
加えて元々得点力不足でもあった(笑)日本代表が
3点を先取するとは、ちと意外な展開の試合って感じでした。
個人的には、中村俊輔選手の存在感が大きいな、
と思いました。先取点となった、相手の壁をすり抜ける
FKもお見事でしたけど、やっぱ一流選手は違いますね。
中村選手が存在することにより、試合全体が締まるというか、
見ていてそんな印象を受けました。今の日本代表には、
まさに欠かせない人材、という感を受けましたね。

  • しかし楽勝ペースが暗転、辛勝に‥

終盤まで優位に試合を進め、加えてバーレーン
1人退場者を出しており、「今日はもう楽勝」かと思われた
終盤で守備の連携が乱れて、2点を奪われたのは
少し情けなかったですね。まぁアウェーで
気候的に厳しい面もあったかとは思いますけど。
2点目は、闘莉王選手の「見事な」オウンゴールでしたね。
ゴールを飛び出していた、GK・楢崎正剛選手との
連携がとれず、闘莉王選手のヘディングによる
クリアボールが見事にゴールに吸い込まれてしまいました。
速攻やカウンター攻撃を食らって、
ピンチに追い込まれた場面ではなかっただけに、
珍プレーのような感もあったオウンゴール
ここは見ていて思わず唖然とさせられました‥(^^;)
3-0とリード、加えてバーレーンは1人退場、
ということもあって、「今日はこのまま楽勝かな」
と思いきや、終盤に立て続けに2点を奪われ、
結果は3-2の1点差の辛勝でしたね。

  • サッカーは最後まで解らないですね、油断禁物です‥

気分良く終われる筈の試合が、
最後になって暗転してしまいました。
日本代表の試合では、過去には「ドーハの悲劇」など、
終盤orロスタイムに痛い思いをすることがありましたけど、
サッカーは本当に最後まで解らないって感じですね。
そういえば、前回W杯の初戦・オーストラリア戦も、
終盤までリードしていながら、痛すぎる逆転負けでしたね‥
あの敗戦から、日本サッカーはここまで長い低迷期に
入ってしまったのではないかと思ったりしています。
イビチャ・オシム前監督がその後も健在で
ずっと指揮を取っていたら、今の日本代表はどのように
変わっていたでしょうか。岡田ジャパンの現状が
もう一つ冴えず、常に「今日負けたら解任も」
などと囁かれているような現状を見ていると、
今はもう適わぬ夢ですけど、オシム・ジャパンの
「その後」を見てみたかった感がありますね。
就任当事に、J1・ジェフ千葉監督時代の
オシム語録」を見ていて、
プロ野球楽天イーグルス野村克也監督に
通じるような、「IDサッカー」の確立が
期待出来るのではないかと思っていただけに‥
まぁとりあえず今日のところは、
アウェーで勝ち点3をゲット出来て、
良かったのではないでしょうか。