「続ける力―仕事・勉強で成功する王道」(はてな年間100冊読書クラブ 46/100)

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)

  • 成功に王道なし、「継続は力なり」

著者は、司法試験予備校として有名な、伊藤塾の校長ですね。
東大法学部卒から司法試験合格、まさにエリート街道の
王道を歩んできたその著者が、「成功するには、
何事も続けることが肝心である」と説いている本ですね。
「続けることが成功のコツ」であるのならば、
「成功に王道なし」という感じに思えてもしまうのですが‥(^^;)
「継続は力なり」と昔から言われていますが、
続けることが困難なことは、私も含めて、
誰もが実感しているとは思います‥(^^;)
まぁその困難を乗り越えられたからこそ、
著者はエリート街道の王道を、歩んできたのでしょうけど。

  • 「あるべき姿」を決め、そこに向かって進んでいくこと

著者にとっては、「憲法に対する自身の考えを伝えていきたい」
という思いが、著者の継続の原動力となっていること、
そして司法試験予備校の設立など、
著者の行動に結びついているということが、よく解りました。
「自分が何をやりたいか」、そして
「そのためには、どうすればよいか」を考え、
「あるべき姿」に向けて進んでいくことが、
「続ける」原動力になるのかな、という感じですね。
その「続ける」コツとしては、「他人と比べない」、
「少し難しめなことに取り組む」など、なるほどと
納得させられる、継続のコツがあげられていますね。
ただ、自己啓発本あたりでは、時々見かけるような内容であり、
あまり目新しさは感じませんでしたけど‥(^^;)