北京オリンピック 女子ソフトボール 悲願の金メダル!

  • 3度目の正直で、遂にアメリカを倒して金メダル!

女子ソフトボール、3度目の正直で
アメリカを倒して悲願の金メダル達成ですね。
さすがは今大会でも2度敗れているアメリカだけあって、
楽な試合とはならず、テレビで観戦していても
ハラハラドキドキさせられる展開でしたね。
前日2試合、いずれも延長戦を一人で投げぬいた
上野由岐子投手がこの試合も先発、
ということで疲労が心配されました。
しかし、前日のアメリカ戦では封じられていた
打線がアメリカ投手陣を攻略し、
先制点・追加点を上げて上野投手を援護しましたね。

  • 最終回の守備が、明暗を分けました

その後、アメリカの見るからにパワーヒッター
という感じの(笑)4番打者に
ソロホームランを浴びて1点差とされましたが、
最終回の7回の攻防が、明暗を分けたという感じですね。
7回の表、日本は相手の守備の乱れによって
3点目が入り、再び点差を2点差としました。
この追加点は大きかったですね。
7回の裏、アメリカは先頭バッターが出塁しますけど、
ファールフライやサードライナーの好捕があって
アウトカウントを重ねます。この好守による
2つのアウトは大きかったと思います。
先頭バッターが出塁して盛り上がった
アメリカの反撃の気運を削いだことは、間違いないでしょうね。
そして最後のバッターはサードゴロに終わって
遂にアメリカに勝利、金メダルゲットとなりましたね。

  • テレビ解説の宇津木さんも、感極まって‥

テレビの解説は、前回のオリンピックの監督である
宇津木妙子さんでしたけど、上記の好守プレーに
歓声を上げたり、そして優勝の瞬間には涙ぐんでしまったりと
感情を表に出す姿が印象的でした‥(^^;)
まぁ、シドニーアテネ各オリンピックで銀・銅メダルと
金メダルにはあと一歩手が届かなかっただけに
(いずれの回も金メダルはアメリカ)
悲願の金メダル獲得には、感極まるものがあったのでしょうね。
テレビを見ていて、私も思わず貰い泣きしてしまいました‥(^^;)

  • 国際試合は、日本びいきの放送でも良いのかな‥と

オリンピック中継は、日本国内の放送の場合、
「ほぼ全ての視聴者が、日本人選手・日本チームを応援する」
からなのか、実況のアナウンサーや解説者などが
普通のスポーツ中継に比べて、日本人選手・日本チームに
思い入れの入った実況・解説をすることが多いですね。
今回の宇津木さんのように、選手が「元・現教え子」
というケースも多いので、余計にそうなるのかと思います。
誰もが松木安太郎さん(笑)になってしまう、
という感じですね。松木さんの解説は、
普段は「解説になっていない」という感じなのですが(笑)
今回のオリンピックの中継は、
このような思いっきり日本びいきの放送でも良いのかな、
という感じがしました。ナショナリズムというか、
愛国心が呼び起こされるのを感じますね。
普段は私は、ナショナリズムとか意識することは
あまりないのですが、今回のオリンピックでは、
今まで興味が無い種目で、
それまで全く知らなかった選手でも、
日本人であれば応援したくなってしまいますからね‥(^^;)
フェンシングの太田雄貴選手のように。

  • 監督は金メダル、貰えないんですね‥

今回のソフトボールの金メダル、
団体球技としては遠い昔の女子バレーボール以来
久しぶりの金メダルとなるそうですね。
金メダルといえば、日本チームを率いた
斉藤春香監督は、メダルは貰えないそうですね‥
これはなんだかちょっと気の毒だよなぁ‥
という感じがありました。上野投手の3連投という
監督の采配がずばり的中した、ところも
金メダル獲得の一つの要因ですからね。
まぁ、監督、コーチと金メダルの数が
増えすぎてしまうというのも、
監督にはメダルは無し、という一因なのでしょうけど。
そうすると、野球の星野仙一監督も
メダルは貰えないことになるのかな‥
こちらは「星野JAPAN」といった感じで、
監督がより前面に押し出されているだけに、
「監督にメダル無し」というのは、
少々気の毒な感じがしますね。
もっとも予選の状況を見ると、選手にも
メダルが無さそうな雰囲気がありますけど‥(^^;)