北京オリンピック 野球・陸上・棒高跳び

北京オリンピックは、毎日熱い戦いが続いていますね。
テレビを見ていて印象に残った競技を、
簡単に振り返っていきたいと思います。

イシンバエワ選手、凄かったですね。
金メダルが確定し、ホッとしてしまいそうな中で
5m05の世界記録に挑戦し、見事に達成しましたね。
個人的に興味深かったのは、
この棒高跳びという、競技の進行ですね。
5センチ刻みでバーが上がっていきますが、
必ずしも全部飛ぶ必要はなく、
個人的な選択で、パスすることが出来るのですね。
パスすることによって、相手選手にプレッシャーを
かけたりといった駆け引きが出来ますね。

  • 野球 日本1-0カナダ
    • 不振&故障者続出の打撃陣は‥

苦戦が続く野球、カナダ相手にも大苦戦でしたね。
やっぱもっと打撃陣に頑張って貰わないと‥と思います。
この日は、稲葉篤紀選手の
値千金のホームラン一本だけでしたね。
打撃陣では、川崎宗則選手と西岡剛選手は
故障を悪化させてしまって試合に出られません。
また村田修一選手は、試合には出ているものの
病み上がりで調子がもう一つ‥といった感じで
「持病・怪我持ちで本調子ではない」選手が、
多くメンバーに入ってしまっている、
というのは人選ミスではないかと思います。
上原浩治投手もそうですけど、
意気に感じるタイプの星野仙一監督が
「一緒に予選を戦ったメンバーを入れる」等の
思い入れ重視で、選手を選んでしまったのでは
ないかと思います。
「実績はあるものの、調子を崩している」選手よりも、
「実績は↑の選手には見劣りするものの、
現在調子の良い」選手を選ぶべきではなかったでしょうか。
ただ、競合のキューバや韓国はともかく、
台湾やオランダ、カナダにも、ここまで苦戦を強いられています。
指揮を取る星野監督は、大変でしょうねぇ‥(^^;)

    • 一方で、投手陣は頑張っていますね

一方で、成瀬善久投手はお見事でしたね。
不調の打撃陣とは逆に、投手陣はここまで、
初戦のキューバ戦の内容が悪かった
ダルビッシュ有投手を除いて、良い内容を見せていますね。
投手では、現在パ・リーグで勝ち星トップの
岩隈久志投手が、今回の選出メンバーから漏れています。
特に先発投手にとっては「(自分に替わって)
岩隈投手を選んでおけば良かった」と言われないようにしたい、
というところも、好内容の源なのかもしれないですね。
今年不調の上原投手、カナダ戦では、
最少得点差の最終回を無事に投げきりましたね。
こちらは今のところは結果が出ていますけど、
上原投手が打たれたら、敢えて選んだ星野監督
きっと叩かれるでしょうねぇ‥

  • 男子陸上(100m)

100mは、「世界最速の男」ボルト選手が強かったですね。
予選はともかく、決勝でも最後は横を見る余裕がありながら、
世界記録を更新ですからね。最後まで真剣に走っていれば、
更に記録が伸びたことと思います。
個人的には、なんだか勿体無いような気もしてしまうのですが、
記録よりも金メダル獲得の喜びのほうが勝った、
というところでしょうか。
ただ、「横を見る余裕がある」とはいえ、決勝の舞台、
「予選を勝ち抜いた、世界最速メンバー」が
揃う中での、この余裕ですからねぇ‥
ボルト選手の力が抜けていた、ということですね。
ライバルと言われた、ゲイ選手やパウエル選手を
まさに一蹴という感じの、強い内容でした。
このボルト選手、北島康介選手と同じく、
「100mよりも200mのほうが得意」なタイプとのことですね。
200mの予選も、余裕を持った走りで通過していましたね。
決勝は本日夜ですか、こちらも楽しみです。