「あやしい健康法」(はてな年間100冊読書クラブ 43/100)

あやしい健康法 (宝島社新書 257)

あやしい健康法 (宝島社新書 257)

  • あの健康法は本当に効果がある‥?

ミネラルウォーターやマイナスイオンなど、
一般的に「体に良い・悪い」と言われているものの
真相を解明しようとしている本ですね。
真相を解明しようとしているとはいえ、
具体的に検証している訳ではなく、
薀蓄を持っている?著者達(3人の共著になっています)が
ワイワイガヤガヤ雑談しているって感じですね。
少々説得感に乏しい感はありますが、
まぁ一応3人の中にはお医者さんも入っているので、
内容的には嘘八百ではないのでしょう。
ウコンは確かに二日酔いに一定の効果があるそうですね。
まぁ結局、健康法って効果が目に見えないものもあるので、
インチキな手法が蔓延したりもするのでしょうね。
少し前に問題になった、TV「あるある大辞典」の
納豆ダイエットの話とかもその一例かと思います。
まぁ、あれはTVで実証効果を捏造していましたから、
もっと性質が悪いとは思いますが‥

  • でも、本人の気持ちの持ちようにも左右されるかも‥

まぁこの本の中で一番の槍玉に挙げられている、
マイナスイオンについても、本人が効果があると
信じ込んでしまえば、暗示効果で本当に効果が
発生しそうなので(^^;)最終的には本人の気持ち次第、
という事も言えるのかもしれません‥
とはいえ、秦の始皇帝の頃から、不老長寿は
人類の関心が高いです。人は、老いという現実を
目の前に突きつけられてしまうと、怪しげな健康法にも
すがりたくなってしまうんですよね‥
いずれは避けられないとはいえ、
死の恐怖から全く自由になることは
やっぱ難しいですからねぇ‥