昨日の中日ドラゴンズ 中日5-1巨人(はてなプロ野球’08)

  • 王手から足踏みすることなく、すんなりと達成

中日ドラゴンズ山本昌投手が、
見事に200勝を達成しましたね。
昨年の大不振、そして今年も開幕直後は調子が悪く、
このままでは今年に限らず、200勝の達成は
危ういのではないか‥と思われましたけど、
見事に立ち直りましたね。
立ち直り後は割りと調子よく白星を重ね、
足踏みすることなく、すんなりと200勝に
到達したかな、という感じでした。
この日の試合は、初回に1点を先制され、
2回の表にも1死3塁の追加点のピンチがありましたね。
ここを、スクイズ失敗→ランナー憤死で
切り抜けたことが大きかったと思います。
山本投手は3回以降立ち直りを見せましたし、
打線もその後同点に追いつき、
逆転して山本昌投手の200勝をアシストしましたね。
「さすがに今日は打たなければ‥」と
打線も必死だったことと思います‥(^^;)

  • この日は、42歳の山本投手が完投

3回以降の巨人打線が
元気がなかったこともあったためなのか、
この日は山本昌投手が9回まで完投しましたね。
山本昌投手はもう42歳、ということもあり、
ここ最近は、「序盤から全力投球して、
5〜6回あたりから中継ぎ投手にバトンタッチ」
ということが多かったのですが、
さすがに大事な試合ということで、
この日は完投させたのでしょうか。
もっとも、今年の中日の中継ぎ投手陣は
もう一つ信頼が置けない上に、
抑えの要・岩瀬仁紀投手が北京五輪
召集されているため、「後を任せられる投手がいない
&こんな大事な試合では、緊張して投げられない」
というところなのかもしれません‥

  • 200勝投手は、史上24人目

200勝というと、毎年10勝で20年間ですからね‥
20年間ずっと第一線で活躍出来る投手、
というのは少ないですね。
山本昌投手の達成で、200勝は史上24人目だそうです。
プロ野球12球団、数多の投手がいながら
僅か24人ですからね‥その記録の凄さを
改めて実感した思いです。
現在、ダルビッシュ有投手や田中将大投手といった、
高卒後すぐ活躍している選手でも、
20年後には38歳ですからねぇ‥
まぁ10勝に勝ち星を上積みできれば、
20年という年数は、短くはなりますけどね。
こういう記録を達成出来るというのは、
無事是名選手、ということでしょうね。

  • 中日の中では、常に2番手的なイメージが‥

山本昌投手といえば、中日ドラゴンズでは、
「エースに次ぐ2番手」的なイメージが
大きかったように思います。
90年代の山本昌投手自身の全盛期には、
今中慎二投手や野口茂樹投手が、
更に上の実績を残していました。
そして現在であれば川上憲伸投手が
中日のエース的な位置づけでしょうか。
2番手ということで、
それほど華やかな扱いは無かったかな、
という感じがしています。しかし野球人生は、
今中投手や野口投手よりもずっと長持ちしていますね。
その結果として、こうして200勝の
大記録達成に繋がった、ということですね。

  • 趣味を一時中断して、本業に集中

山本昌投手といえば、ラジコンやクワガタの育成など
変わった趣味で知られています。
しかし、昨年の不振を機として、
これらの趣味を、一時中断しているそうですね。
「趣味を捨ててまで、本業に集中する」
この姿勢は、私も見習いたいと思います。
しかし、現在では様々な娯楽が増えており、
その分誘惑も増えてしまっているため、
誘惑に対して抗うことは、結構大変ですよね‥(^^;)