ウナギに飛騨牛、相次ぐ産地偽装の露見

  • 商売人は、お客様第一の筈なのに‥

三河一色産のウナギ、飛騨牛と偽装が相次いでいますね。
しかし、商売人はお客様第一であらねばならない筈なのに、
お客様のほうを向くのを忘れてしまい、
金儲け主義に走るケースのあまりにも多いことに
慄然とさせられてしまいます。
船場吉兆の使いまわし事件なども、この一例ですよね。
まぁ産地偽装については、我々消費者も
「中国産よりも国産に限る」などと、
安易な信仰を持ってしまっていたりするため、
ウナギの件のように、中国産を国産と偽る事件が
後を絶たないんでしょうな‥
まぁ、ギョーザ事件とか農薬使いまくり、
といった情報が耳に入れば、消費者側も
「中国産」というだけで敬遠してしまいますからねぇ‥
そして、情報量や知識などは、
メーカー側に比べれば消費者側は圧倒的に少なく、
その結果として消費者がだまされてしまう、
という結果になってしまっていますね。

  • 行き過ぎた価格破壊は、食品の場合は問題ですね‥

このようにメーカー側が、モラルを忘れた
なりふり構わない金儲けに走る理由として、
価格破壊の進行、という時代の流れがあるかと思います。
(最近は原油を初めとして、価格破壊から一転
値上げの傾向が強くなってきましたね。)
いくら安くなったとしても、「食の安全」が
保証されないレベルであれば、それは問題ですからね。
人間の口に入るものであるだけに、
安全性は確保されている必要があり、
またそのためには、メーカー側などにも、
適正な利益配分が必要になると思います。
ただ、過去に赤福白い恋人雪印食品などが
モラルに反した行為によって糾弾・社会的な制裁を
受けていますけど、なぜこれらの事件を
他山の石とせずに、悪事を重ねるのでしょうか‥
自分だけは永遠に悪事が露見することは無いと
思っているのでしょうか‥