タイガー・ウッズ、全米オープン制覇

ゴルフの全米オープンでは、ひざを悪化させていた
タイガー・ウッズ選手が見事に優勝しましたね。
しかし、最終日前日の猛チャージ、
そして最終日の最終ホールでバーディを奪って
プレーオフに持ち込み、プレーオフを制す、
といった感じの内容は、「接戦の強さ」と共に
さすがはトップゴルファーだなぁ、と感心しました。
最終日前日は、チップインバーディなど、
これでもか!という位パットが奇跡的に
カップに吸い込まれていきましたね。
もちろんウッズ選手の腕もあるのでしょうけど、
強運の持ち主だよな〜とも思いました。
私はゴルフはやらない人のですが、
ゴルフをやる人から見ていると、
この日(最終日前日)のウッズ選手のプレーは
見ていて思わず羨ましくなったり
したのではないでしょうか‥(笑)

  • 精神力の強さをまざまざと見せつけた感じです‥

そして1打差の最終ホールで
バーディを奪って追いつきます。
ここはさすがの精神力って感じですな。
普通のプレーヤーであれば、緊張して思わず
ミスショットとかしてしまうところですが、
キッチリと決めるところはさすがですね。
こういった修羅場を何度もくぐりぬけて来た
ウッズ選手の強い精神力の賜物、
といった感じでしょうか。このような、
ここ一番で強さを発揮出来るところが
ウッズ選手の強みなのでしょうね。

そしてプレーオフですが、翌日に改めて
18ホールのプレーを行うのですね。
この翌日のプレーオフは、ゴルフでは今や
歴史あるトーナメントの、全米オープン
全英オープンのみに残されている仕組みだそうです。
更に一日、18ホールを追加でプレーするとなると、
時間も体力も消耗してしまい、
「ここまで来たら、なんとしても負けられない」
と思わせる仕組みですよね。
逆に、観客にとっては、真剣勝負がもう一日楽しめて
ラッキーなのでしょうけど。
プレーオフというと、ゴルフのトーナメントでは、
1ホール毎に決着をつけるサドンデス方式が
当たり前って感じでしたから、
今回のこの翌日のプレーオフ、凄く新鮮に映りました。
高校野球では、延長戦で決着がつかずに
引き分けとなった場合、後日再試合がありますけど、
これによく似ている仕組みですよね。

  • 残りの試合は欠場、まさに死ぬ気でもぎ取った優勝‥

ウッズ選手とプレーオフを戦った、
ロッコ・ミーディエート選手にとっては、
もしかすると一世一代のチャンスだったかもしれません。
どちらかというと私は、四大大会をもう何度も制している
ウッズ選手よりは、こちらのベテラン選手を
応援していたという感じなのですが、
まぁ今回はどちらも精一杯頑張った、という感じですね。
ウッズ選手は相当ひざの痛みをこらえての
プレーだったようであり、ひざの手術のため、
今年の今後の試合を欠場するそうですね。
残りの出場を棒に振る覚悟で、
まさに死ぬ気でもぎ取った優勝、
といったところでしょうか。