「実践!プロジェクト・マネジメント―目標を最短距離で達成する最強のスキル」(はてな年間100冊読書クラブ 32/100)

  • プロジェクトを効率的に進めるには

本書は、プロジェクト・マネジメントについての
ノウハウが書かれた本ですね。
先週の日曜日に、PWA検定(段取り力検定)という
検定試験を受験したのですが、この検定の内容が、
本書の内容に近かったため、
手にとって読んでみることにしました。
まだ私の年代だと、プロジェクトには
「参加する」という立場が多く、マネジメントまでを
する必要は無いことが多かったりします。
とはいえ、プロジェクトは一定の人数を集めて、
その人達の人件費がかかることになりますから、
効率よく進めるに越したことは無いですよね。
そのノウハウを早めに身に付けておく、
ということも必要だと思われます。

  • 実行の前に、計画をしっかりと作りこむこと

この「プロジェクト・マネジメント」
私が勤めているようなメーカーよりも、
コンサルティング系の企業やIT系(システム系)の企業で
よく取り入れられているな、という感じがしますね。
まぁ、コンサルティング会社は、
頭の良い方々が揃っていますから、無理も無いですよね。
(少し前に読んだ本にあった「地頭力」ですよね。)
まぁ、内容的には例えば
「時間や資源(人・モノ・金)といった要素が大事である」
「作業を開始する前に、しっかり計画を作りこんで置くことが大事」
といった感じで、いわばごく当たり前の内容ですね。
まぁ、ごく当たり前と思いつつも、実際には出来ていない、
というのが現状かもしれませんが‥(^^;)
そして、計画をしっかり作りこむ手段として、
WBS(作業分解図)などが紹介されています。
このWBSPWA検定にもしっかり出題されていましたね。
この本を読んでいて良かったな、と思いました(笑)

  • 結局のところは、PDCAをしっかりと回すことが大事

また、こういったノウハウは、プロジェクトに限らず、
普通のマネジメントにも活用することが出来ますよね。
まぁいわば経営計画もプロジェクトの一つであり
計画の実行にあたっては、しっかりとフォローしなければ
ならないものであると言えますからね。
プロジェクト・マネジメントも、普通のマネジメントも
結局のところ、PDCA(計画Plan、実行Do、
確認Check、改善実施Action)をしっかり回していく
必要があるというのは、同じなんだな、と実感しました。