W杯予選、タイ戦は快勝!(日本3-0タイ)

  • アウェーとはいえ、ここは勝たなければ

サッカー、A代表のほうは、W杯予選
アウェーのタイ戦を、危なげなく勝ちましたね。
気候条件や相手サポーターに悩まされるアウェー戦とはいえ、
実力差のあるタイにはさすがに負けられないところです。
序盤から押し気味に試合を進めて、前半に2得点をあげました。
セットプレーからしっかりと得点をゲットできるところは、
やっぱ格下のアジア相手かな、と思ったりもして。
2点目の中澤佑二選手のボンバーヘッドは、
例えば欧州やアフリカの国々が相手であれば、
DFの高さに確実に阻まれていそうな感もありました。
前半の2点先取で、タイの気勢を削いだ感がありますね。
後半は蒸し暑さの影響なのか、あるいは前半攻め続けたためか、
日本代表の足が止まった感がありました。
しかし、前半の貯金が大きくモノを言った試合でしたね。

  • 岡田監督を支える、俊輔選手

足の痛みをこらえながらの中村俊輔選手でしたが、
この日の試合も存在感はさすが、という感じでしたね。
やっぱ日本代表に、俊輔は欠かせないですな。
個人的にはあまり評価していない(笑)岡田武史監督ですが、
中村選手にとっては、「はじめて代表に選んでくれた」
監督ということで、恩師的な位置づけにあるようです。
中村選手は、フィリップ・トルシエ元監督には嫌われて、
代表から漏れるという経験も味わっているだけに、
自分を引き立ててくれた岡田監督に対する
感謝の思いが人一倍強いのでしょうね。
中田英寿選手の引退後は、現在の日本代表の
中心的な存在とも言える中村選手からの
厚い信頼を受けているということは、
岡田監督にとっては、
大きな後ろ盾になるのではないでしょうか。
もうイビチャ・オシム前監督の監督復帰は無く、
岡田監督が現時点では「正式な」日本代表監督とはいえ、
個人的にはまだまだ「監督代行」的な
存在感の軽さがぬぐえなかったりします‥(^^;)
このタイ戦の試合結果如何では、岡田監督の進退も
問われていた可能性もあったとの事なので。

  • 最終予選は、もっと厳しい戦いに‥

ただ、2010年南アフリカW杯のアジア予選、
他グループでは、前回W杯の衝撃的な敗戦が
まだまだ記憶に新しいオーストラリアや
ライバル韓国など、強豪国が順調に勝ちあがってきており、
アジア最終予選は、厳しい戦いになりそうですね。
日本代表の実力が、ここ最近は
目に見えて向上しているとは思えず、
(むしろ実力は落ちているように思えます‥)
加えて、今回のW杯アジアグループ予選では
サウジアラビアに快勝しているウズベキスタンなど、
昔からの強豪国よりも、中堅国の実力が
上がってきているような、そんな印象を受けますね。
日本代表も、アウェーのバーレーン戦で敗戦、
オマーン戦で引き分けと苦戦を強いられています。
そんな現在の状況では、最終予選を無事勝ち抜いて
アジア代表の座をゲットするには、
まだまだ茨の道が続きそうですな‥
下手すると、アジア最終予選で敗退、
なんて悲劇のシナリオもあり得るかも‥