W杯アジアグループリーグ予選 日本3-0オマーン

http://www.sanspo.com/soccer/news/080603/scc0806030251000-n2.htm

  • W杯予選は、選手の意気込みも違う‥?

昨日のオマーン戦は、日本代表戦としては
久しぶりに良い試合でしたね。
先日行われた、キリンカップパラグアイ戦は
日本代表は攻め切れなかった感がありました。
この流れを引きずっていたりすると、
この日の試合もどうなることかと思っていました。
しかし、そこはさすがにW杯予選だけあり、
選手の間にも、親善試合のキリンカップとは違って
この試合にかける意気込みが違っていたようですな。
また、このW杯予選グループリーグでは、
前回の試合、アウェーのバーレーン戦に敗戦を喫し、
グループリーグ2位に転落してしまいました。
従って、この日のホームのオマーン戦は、
絶対に落とせないところでした。
選手の間にそのような危機感も共有されていたのかな、
見ていてそんな印象を受けたする試合でしたね。

この試合、開始早々、セットプレーから
中澤佑二選手のボンバーヘッドが決まって先制しましたね。
試合開始早々の一発で、選手達はかなり
楽になったのではないでしょうか。
前半の2点目は、中村俊輔選手のロングパスを
闘莉王選手を経て、最後は大久保嘉人選手のシュート、
非常にキレイに連携が繋がりましたね。
このような流れが出来れば、今後の試合も期待が持てるような、
そんな感じでキレイに決まりましたね。
この2点目で、この日は勝負あった、という感じがしました。
後半は開始早々、中村俊輔選手が、
効き足ではない右足でのシュートで
ダメ押しの3点目を入れましたね。この大一番で、
効き足でない足で確実に決めるとは‥さすがですなぁ。

前半・後半とも開始早々シュートが決まり、
オマーンの戦闘意欲を削ぐ事が出来たのでは無いかと思います。
この日はオマーンが主力を一部欠いていたとはいえ、
良い試合が出来ていたのではないでしょうか。
グループリーグのライバル・バーレーンもタイに勝ち、
この試合でのグループリーグの首位奪取はなりませんでした。
しかし、2位までならグループリーグは通過できます。
この日の試合で、とりあえず通過は見えてきたかな、
という感じがしますね。ただ、アジアのそれも
グループリーグですからね‥グループリーグの最終戦が、
ホームのバーレーン戦ですから、
ここでアウェー戦のリベンジと、
あわせて1位通過を決めたいところですね。
もっともその前に、アウェーでオマーン・タイ戦が続きます。
気温や湿度が高い地域での試合となり、
ホーム戦のようにはいかないとは思いますが、
この日の良い試合の流れのイメージを忘れずに、
頑張って欲しいものですね。