「IDEA HACKS!」(はてな年間100冊読書クラブ 20/100)
- 作者: 原尻淳一,小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 340回
- この商品を含むブログ (271件) を見る
- 効率よく仕事をして、生産性をあげるには
先日読んだ「TIME HACKS!」と同じ
HACKシリーズの本ですね。
こちらが「TIME」よりも先に発売されたようです。
「TIME」と同じく、効率よく仕事をして、
生産性をあげるためのアイディア集が盛り込まれていますね。
情報・時間管理・整理・五感・思考・発想・意思決定の
各ハックが盛り込まれていますね。
紙面の都合上、89個という中途半端なところで
終わっていたりしますが、カットした11個の
残りのハックはHPで公開されているようですね。
本書のタイトルは「IDEA」なので、
色々なツールを使って、発想をしやすくしたりする
手法が挙げられていますね。
「演繹法と帰納法」「二項対立」なんて項目は、
まさに今、ビジネススクールで受講している
「クリティカル・シンキング」の授業でも
出てきましたね。コンサルタント系の業務であれば
アイディアを生み出すことは欠かせませんから、
このように内容が共通しているのかもしれません‥
- ホワイトカラーの生産性も高まりつつあり‥
日本人サラリーマンのホワイトカラーの生産性は
非常に低いとか言われてきましたが、
本書のような内容の啓発本が、
若い著者の手によって
出版されたりしていますから、
今後はホワイトカラーの生産性についても
厳しく問われていく風潮になりそうですな。
ただ、内容的には特別目新しいものは
無かったような感じもしました。
もっとも、この本の内容に
書かれていることが出来るかとなると、
それはまた別問題になりますけどね‥(^^;)
- 外国人に負けないように、生産性を高めないと‥
とはいえ、日本は少子高齢化社会が進み
中国やインドなどの人件費の安い人材が、
現在のような工場における
単純な組立作業だけではなく、
ホワイトカラーの分野に進出して来る時期は
さほど遠くないと思われます。
その時、我々日本人のホワイトカラーは
本書に書かれているようなHACKを身に付け、
中国人やインド人に負けないような
生産性の高い業務をするようにしないと、
生き残れないでしょうなぁ‥