株価の下落が止まらずに‥

  • 新聞の株式欄は、真っ黒状態‥(^^;)

連日株価の下落が止まらないですね。
新聞の株式欄は、下落を示す黒三角で
真っ黒状態ですな‥(^^;)
この株価の下落、日本だけではなく、
サブプライムローン問題の震源地・アメリカや
景気の伸びに減退傾向が見られない
中国やインドの株式市場も含めて
全世界的に起こっていますね‥
今回の全面安、確かに原油価格の上昇など
様々な業界に悪影響を及ぼす事象の影響もありますが、
ほぼ全ての株価が下落している、ということで
個々の会社の業績だけで判断されるのではなく、
「相場全体が下げているから」下げる、
という流れになっているところが、
株の怖さって感じですよね‥
こうなると企業研究をしたところで
「そんなの関係ねぇ」ですから‥

さて、私自身はそんなにお金も持ってはおらず(笑)
株式投資にのめりこんでいる訳でもないのですが、
先日会社の確定拠出年金セミナーがあり、
「そういえば、確定拠出年金の拠出は、
利率の低い元本確保型の商品ではなく、
株式投資信託を中心に選択していたような‥」
と思い出したりして、久しぶりに(笑)
残高を確認してみたりしました。
そうしたら‥ここ最近の株安もあって、
見事に元本割れしているではないですか!‥(^^;)
私の選択した投資信託だけではなく、
国内株式で運用している投資信託
軒並み元本割れ状態ですから、
私のほかにも同じような状況の人は
多いかと思います。(もっとも、セミナーによると
投資経験の無い年配層の方を中心に、
元本確保型商品で運用している人が
多いそうですけどね‥)

もともとこの確定拠出年金
「低金利下で思ったような運用が出来ないため、
企業側が運用責任を放棄して、
従業員側に運用責任を押し付ける」
ために作られたような制度ではあります。
しかし、こうして実際に、運用が元本割れ
するような事態になってしまうケースが
今後多々出てくると、制度自体の是非が
問われて来るケースも出てきそうですよね。
まぁ、確定拠出年金は「年金」だけあって、
60歳までは現金として引き出す事が出来ないため、
今回の世界同時株安のような、
短期的な値動きで判断するのは
意味が無い、ということも言えますけど‥
また、確定拠出年金は、今話題の(笑)
国民年金を補完する位置付けにあるため、
基となる国民年金の仕組みが
立ち行かなくなって来ている現状で、
これを補完する確定拠出年金による
資産形成に問題が生じると、
多くの国民の老後の生活にも
支障をきたすことになりますからね‥