FA和田選手の人的補償が、岡本投手に決定

セットアッパーのエース・岡本投手が漏れるとは‥

もう昨年の話になりますが、
西武ライオンズからFA宣言して
中日ドラゴンズに移籍の決まった和田一浩選手の
人的補償選手として、岡本真也投手が
西武に移籍する事が決まりましたね。
昨年50試合以上に登板した、
セットアッパーのエース・岡本投手が
プロテクト漏れしていることに
少々驚かされたりもしました。
プロテクト出来る選手は28人に限られており、
手放したくない選手を全員は
プロテクト出来ないのですが、
それでも岡本投手とは思わなかったですね。

若手を優先し、ベテランを外した結果‥？

中日には若手で可能性を感じさせる投手が多く、
彼等を全員プロテクトしようと思うと、
「ベテランの山本昌投手や立浪和義選手、
そしてセットアッパーのベテランの岡本投手や
平井正史投手あたりがプロテクト漏れする
可能性がある」とファンの間では
話題になっていました。
岡本投手、本当に漏れてしまっていたんですね。
まぁ確かに昨年の終盤戦では、
岡本投手は不安定な投球内容を見せていたりして、
「岡本投手を登板させないで」
と思ったりもしたこともあったのですが‥(^^;)

チームの士気に影響が出るのでは‥？

ただ、不安定な内容を見せていたりもしていたとはいえ、
4年連続50試合登板、という頑張りを見せてくれた
岡本投手をあっさりとプロテクト外
（＝プロテクトの28人以下）扱いしてしまう、
という球団のシビアな手法については、
これは少しどうなのかな、と思います。
移籍組の外様の平井投手ならまだしも、
チーム生え抜きで頑張って来た岡本投手を
あっさりプロテクトから外してしまった、
ということで、他の生え抜きの選手達の
士気に影響が出なければいいのですが‥

来期はFA資格取得選手の大量流出も‥？

昨年末は、福留孝介選手が未練を感じさせることなく
大リーグの移籍を決め、そして川上憲伸投手や
荒木雅博選手など、今年FA資格を獲得見込みの
選手達との契約交渉が揉めたりもしてしまいました‥
今回の岡本投手の扱いもあって、本年度末は
生え抜きFA選手の大量流出、という可能性も
出て来てしまいましたね。ベテラン選手に厳しい、
といえば、藤田宗一投手を解雇した
千葉ロッテマリーンズが思い浮かびますけど、
そのロッテからは、昨年末にFAで小林雅英投手らが
すんなりと大リーグ移籍を果たしていたりしますから‥
そして、岡本投手の後を継ぐ若手セットアッパー投手の
モチベーション（頑張っても、評価されない）
にも繋がってしまうのではないかと心配ですね‥