「「できる人」はどこがちがうのか」(はてな年間100冊読書クラブ 150/100)

「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)

「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)

  • 出来るようになるためには、どうすれば良いか

物事が出来ないよりは、出来たほうが良い、
というのは誰しも思うことだと思います。
その「出来る」ためには、効率的に出来るように
なるためには、何をしたら良いのかを
解説した本ですね。この本の中では、
上手い人の技を「真似ること」が
ポイントであるとしています。
子供の頃の成長体験は、応用が利くそうですが、
いわゆる「成功のスタイル」を確立させる
ことが大事とのことですね。
そして、上手い人の技を真似て、
練習することによってその技をいつしか
自分のものにすることが大事であると説いています。
これはスポーツに限らず、
色々な技にあてはまるそうです。
やはり、一度成功すると面白くなって、
その喜びを更なる発展的な技や、
あるいは別の面に応用出来たりしますからね。

  • 「人生を生きるための知恵」をもっと知らなければ‥

この本の中にもありますが、
「普遍的な上達論」と言えるのではないでしょうか。
この「普遍的な上達論」、人間が生きていくために、
とても大切なことだと思われるのですが、
今まで生きてきた中で、自然に身につけていた能力
なのかもしれませんが、こうして活字で目にしたのは
はじめてかな〜と思います。
しかし、とても大事なことですよね。
こういった「人生を生きるための知恵」を
もっと学校でも教えるべきではないか、
と改めて実感しました。

  • 子供の教育にも欠かせないですよね‥

これは、「子供を叱るよりも、
褒めて能力を伸ばす」という教育に
通じるものもあるかなと思います。
そういう意味では、親が子に教えていかなければ
いけないことですよね。しかし、今まで私は
このようなことを子供に教えるべきである、
という認識は全く無かったです‥(^^;)
はぅ〜改めて、子供の教育って
非常に難しいなって実感しました。
もっともこの私のように、子供の教育に対して
自信を失った状態で子供に相対すると、
これもまた良い結果を生まないのは
もはや自明の理って感じもするのですが‥(^^;)
私も親になる時に備えて、
人生を生き抜くための「人生論」を
もっとしっかり取得しておく必要が
ありそうですよね、子供に教えられるように‥