「日本百名山」(はてな年間100冊読書クラブ 147/100)

日本百名山 (新潮文庫)

日本百名山 (新潮文庫)

  • 多くの人がこの本を読んで山を目指したそうですね‥

名著として知られている、深田久弥さんが
日本の名山100山について解説した本ですね。
深田さん自身が実際にその山に登った感想を
レポートしているので、リアリティ感に
あふれているって感じですね。
私は登山の趣味は無く、車でかなり高い所まで
登ることの出来る立山乗鞍岳
行った事がある程度なので、
この本に書かれているような、
登山の真髄のようなものは
あまり解らなかったりしますね‥(^^;)
ただ、この本が発刊された当時は、
この本に触発されて、
多くの人が登山に目覚めたそうなので、
この本にはそれだけの魅力があった、
というべきなのでしょうね。ただ、その影響で、
今まで人があまり踏み入れなかった山々に
人々が足を踏み入れ、環境破壊が進んだ、
という事実もあるようですが。。。

  • でも、私にとっては体力的にしんどそうだなぁ‥

文体自体は読みやすく、長年読み継がれてきた
名著であるということは
よく理解できるって感じですね。
日本は国土の大半を山地が占める国ですが、
なるほどそうだけあって、このように
百の名山が存在しているってところでしょうか。
もっとも「体力的にしんどそうだなぁ‥」
という感じが先立ってしまって、
私にとっては、通常の旅行記あたりとは違って、
この本を読んだからといって、
この本に取り上げられている山々に
登りたくなったかというと、
そうではなかったですが‥(^^;)