北京五輪予選 日本代表、五輪切符獲得!

  • 苦しみながらも3連勝、五輪切符獲得

各球団の代表選手をズラリと揃えた
野球の北京五輪予選ですが、3連勝で1位となり、
見事に五輪切符を獲得しましたね。
高橋由伸選手や小笠原道大選手など、
一部にケガで出場出来なかった選手もいましたが、
基本的にフルメンバーをずらりと揃えた筈の
日本代表ですが、なかなか厳しい試合の連続でしたね。
初戦の格下・フィリピン戦は大勝したものの、
「事実上の決勝戦」と言われた韓国戦は
得点をあげてもすぐに追い上げられて1点差まで
詰め寄られるという流れが終盤まで続き、
緊迫とした一戦となりましたね。
短期決戦のこの予選で、指揮を取るのは
日本シリーズでは滅法弱かった(笑)
星野仙一監督ということもあり、
不安感も目一杯あったのですが‥
また、予選開始前はそれほど盛り上がって
いないのではないか、という思いもありました。
しかし、史上に残る死闘の韓国戦、
そして中盤までは接戦だった台湾戦など、
見応えのある試合展開が続き、
テレビの視聴率も高くなったようですね。

  • 韓国側の姑息な戦法にも屈せず‥

この一戦、韓国はメンバー交換済みの
先発オーダーを、勝手に交換後に
組み替えるという、姑息な手段を使用してきました。
先発が左投手の成瀬善久投手と判明したため、
左打者を右打者に置き換える、
というのはどう考えてもインチキですよね。
さすがは韓国クオリティという感じですな。
しかし、不利な状況にも負けずに
日本の選手陣が奮起して快勝しました。
「姑息な手段を使っても、日本に勝てなかった」
このダメージは、韓国にとって
大きいのではないでしょうか。
ただ、韓国の李承除エ選手などが
日本のプロ野球で活躍を見せている通り、
最近は韓国の野球のレベルも上がってきていますね。
日本代表も韓国代表との対戦では、
ここ最近はなかなか苦戦を強いられてきています。
ただ、WBCの決勝トーナメントにおける対戦や
先日行われたアジアシリーズの決勝戦
そして今回と、極めて大事な一戦では、
日本がまだ確実に勝利をおさめることが出来ていますね。

  • 台湾チームもなかなか侮れず‥

そして昨日の最終戦の台湾戦ですが、
日本は打線が沈黙して、一時は台湾に
リードを許す展開もありました。
しかし、7回の裏に総攻撃をかけて
同点に追いつき、一気に逆転します。
そして8回以降は、藤川球児投手と、
上原浩治投手の継投で台湾の反撃を抑えて
3連勝で見事に本シリーズ優勝、
北京五輪への切符をつかみましたね。
しかし途中までは、前日の韓国戦と同じく
なかなか緊迫した展開の試合でしたね。
そういえば、台湾チームの監督は
西武ライオンズで活躍した郭泰源投手でしたね。
日本のプロ野球でも活躍できる
選手を輩出しているところは、韓国と同じですな。
オリンピックの野球の歴史には、
今回の北京五輪でひとまずピリオドが
打たれることになりますが、
今後のWBCアジアシリーズでは、
日本代表が韓国や台湾の代表に
敗れるようになる時期も遠くはないのかな、
と感じたりしてしまいました‥