「旧暦で読み解く日本の習わし」(はてな年間100冊読書クラブ 140/100)

旧暦で読み解く日本の習わし (プレイブックス・インテリジェンス)

旧暦で読み解く日本の習わし (プレイブックス・インテリジェンス)

  • 暦を通じて、古き良き日本の文化を知る‥

暦としては、旧暦は今やほとんど馴染みは無いですよね。
行事として残っているのは、お盆くらいでしょうか
中国では旧正月とか今でも盛大に祝っていますが、
日本では正月は新暦ですよね。でも、六曜などは
今でもしっかりと暦の中に残っていますよね。
この本はそんな旧暦を通じて、
日本の風習を解説している本ですね。
その六曜、大安は良い日で仏滅は運気の悪い日、
という感じで大体の意味は把握していたのですが、
今回改めて認識を深められたかな、という感じですね。
午前中が良い=先勝、午後が良い=先負(=後勝?)
基本的には凶だけど正午だけは良い=赤口などなど。
生活シーンでも欧米化が進む傾向にあり、
古きよき日本の行事等は忘れ去られていく傾向に
ありますけど、そんな時だからこそ
こうして改めて日本の文化を知るというのも
良いかもしれないですな。暦を扱っているので
貞享暦とか、そういえば日本史の勉強で学んだな〜
と思い出す懐かしい単語も
出てきたりしていましたね。