「クラッシュ・ブレイズ(7) 大峡谷のパピヨン」(はてな年間100冊読書クラブ 136/100)

 

  • 今回は天使たちは登場せず、「スカウイ」ですね

クラッシュ・ブレイズシリーズの最新刊ですね。
とはいえ今回は、天使たちは出て来ずに、
ジャスミンそしてケリーといった、
スカーレット・ウィザード」メンバーのみ登場です。
‥ってそれなら、「スカーレット・ウィザード外伝」
でも良いかもしれないですね‥(笑)
バカンスのため辺境の星に飛んだ
ケリーとジャスミンですが、
ジャスミンの愛機「クインビー」が盗まれてしまい
ジャスミンの大立ち回り(笑)が始まる、
という展開のストーリーでしたね。
まぁ犯人も、相手がジャスミンだと知っていたら、
盗まなかったでしょうけど‥(^^;)
その「大立ち回り」は、目立とう精神って
いったところでしょうか。
目立つことによって、犯人に自分が
持ち主であることをアピールする、といった感じですね。
(もっとも、ジャスミンならそんな事を
しなくとも目立ちそうですが‥笑)

  • 読んでいて爽快感はありますね‥

ジャスミンは辺境の星の名物である峡谷競走に挑み、
連戦連勝でトップクラスに上り詰めます。
まぁ今までのシリーズの読者なら御馴染みの
ジャスミンの超人ぶりがこれでもかといった感じで
示されたりしていますね。しかし、
今回は競走を勝ち抜くといったところで
超人さが示されており、読んでいて爽快ですよね。
血生臭くはない展開なのも良いかと思います。
ルゥなどの天使達が出てこないこと、
そして本書のイベントがバカンス中の辺境の星で
発生していることなど、内容的には外伝ぽいって感じですな。
まぁ、このシリーズの本編がどのように進むのか、
ということについては、今のところは私には
予想がつかないのですが‥(笑)