日本シリーズ第4戦 中日4-2日本ハム(はてなプロ野球’07)

  • 第4戦は一転して接戦、緊迫した試合を競り勝つ

第2戦・第3戦は大量得点の入った
大味な試合になりましたけど、
第4戦は一転して接戦となりましたね。
前日にも書きましたけど、
北海道日本ハムファイターズ
この日は先発が手薄な試合であり、
高卒ルーキー19歳の吉川光夫投手を立てて来ました。
対する中日ドラゴンズの先発は、
クライマックスシリーズの巨人戦で、
第1戦の「奇襲先発」の大役を
見事に果たした、小笠原孝投手でした。
勝てば悲願の日本一に王手がかかる試合でもありますし
先発投手のラインナップからも、
この試合は負けられないところでしたね。

  • 初回に先制点、この日もこのまま行けるかと思ったのですが‥

中日は吉川投手の立ち上がりを攻め
まぁ攻めというよりは、死球に失策など、
相手のミスに付け込んだ形ですが、
昨日に引き続き1回の裏に先制点を挙げました。
このまま吉川投手、あっさり崩れてくれるかなと
思いましたけど、この後暫くは立ち直ってしまいましたね‥
このあたり、吉川投手はなかなか大物になりそうな
度胸を感じたりもしました。
追加点が奪えないまま、4回の表に1点を返され
(とはいえ、1点を返された後に、後続を断ったのは
小笠原投手、見事だったと思います。)

  • なんと押し出しで同点、嫌な感じもしましたけど‥

そして5回の表にも満塁のピンチを迎え、
勝ち投手の権利まであと一人、というところで
小笠原投手は降板となりました。
代わった鈴木義広投手がなんと押し出しで
同点にされてしまい、この時点では嫌な予感が
してしまいましたね。押し出しで同点、
という追いつかれ方のステップが悪かったので‥
しかし、その直後の5回裏に、立ち直りを見せていた
吉川投手の暴投でなんなく勝ち越し点を
奪えてしまいましたね。押し出しや暴投による得点、
まぁこのあたりは、中日も日本ハム
どっちもどっちという感じの試合展開でしたなぁ‥(^^;)

  • 中継ぎ陣に不安は残るも、最後は岩瀬投手が締めて

そして7回の裏に、日本ハムの中継ぎエースの
武田久投手から、中村紀洋選手がタイムリーを放ち
貴重な追加点をあげました。
この1点は大きかったですね、
日本ハムの勝ちパターンで出て来る筈の
武田久投手を打った、という点も含めて。
小笠原投手の降板以降、中日は継投で繋ぎましたが
平井正史投手が四球を連発したりして
中継ぎ陣はシーズン中同様に、
少々不安要素も垣間見えましたね。
しかし、最後は抑えの岩瀬仁紀投手が
キッチリと締め、この接戦をモノにしましたね。