セ･リーグ　クライマックスシリーズ第1ステージ第2戦　中日5-3阪神（はてなプロ野球’07）

野球
  • 連勝で第1ステージを勝ち抜き！

セ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージは、
中日ドラゴンズが阪神タイガースに連勝し、
勝ち抜けを決めましたね。
1戦・2戦とも序盤に中日打線が奮起し
大量点を取るという、シーズン中にはあまり見られない（笑）
展開の試合となりました。井川慶投手が抜け、
今年の阪神の弱点は、先発投手陣というイメージが
あったのですが、そこを見事に突く事が出来ましたね。
JFKという鉄壁の中継ぎ・抑えを誇る阪神相手には、
終盤の逆転劇を期待するのは難しいため、
先制して、相手にリードを許さずに逃げ切る、
という展開がベストだと思っていましたが、
2戦ともその通りの展開になりましたね。

1戦目は、エースの川上憲伸投手が、
これぞエースと言う感じの見事な投球内容を
見せてくれました。打線は1回に主砲の
タイロン・ウッズ選手のホームランで先制、
中盤には「ミスタースリーラン」こと
森野将彦選手に駄目押しのスリーランが飛び出しました。
このスリーランは大きかったですね。
2戦目は、阪神の先発・上園啓史投手を攻めて
初回に大量5点をゲットする事が出来ました。
今季好投していたとはいえ、
上園投手はまだ1年目の新人投手です。
その新人投手が、短期決戦のそれも後が無い状況で
登板せざるを得ないというのは、
阪神の現在の先発投手陣の苦境を
物語っているような感がありますね。
この5点は、阪神側の意気を殺ぐのに
効果的であったと思います。

  • ただ、李選手のホームランというのは複雑かも‥(^^;)

2戦目の先発・中田賢一投手は
シーズン中と同じように（笑）
四球を出して球数が多くなりながらも、
阪神打線に得点を許しませんでしたね。
しかしほんまに四球の多い投手だなぁ‥と思います。
見ていてイライラしてきますね‥
ただ、その先制点が、シーズン前半は
役に立たなかったというよりは
むしろチームの足を引っ張っていた感さえある
李炳圭選手のホームラン、というのは
個人的にはちょっと複雑な感がありました‥(^^;)
年俸が高いとか、韓国のスターだからといって
調子の上がらない李選手を使う位なら、
「堂上剛裕選手など他の選手を使って欲しい」
というのが、一ドラゴンズファンとしての
願いでしたからね。李選手は守備面でも
緩慢なところがありましたし‥

  • 最後は守護神・岩瀬投手が締めて

もっともこの試合、中日はこの初回の「スミ5」以降
得点を挙げられず、中盤から終盤にかけて
阪神に追い上げられてしまいましたね。
このあたりの試合展開は、今年のシーズン中に
何度も何度も見られた（笑）得点力の乏しさが
再発してしまったという感じでしたね‥
5点リードが最後には2点リードにまで
詰め寄られてしまいましたが、
最後は中日の守護神・岩瀬仁紀投手が
阪神の反撃を断ち切り、第2シリーズへの
進出を決めました。この勢いで
第2シリーズも勝ち上がって、
中日ファン悲願の日本一に向かって
頑張って欲しいものですね。