「沖縄・離島のナ・ン・ダ?」(はてな年間100冊読書クラブ 121/100)
- 作者: 沖縄ナンデモ調査隊
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 文庫
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- 本島はそれほどでもなかったのですが‥
主に地元沖縄在住のライターによる、
沖縄の離島(本島以外)に関するトリビア的な本ですね。
各島の伝統的な行事、島民性、文化などを取り上げています。
いわゆる鉄ちゃんで、鉄道旅行が中心であった私は
沖縄には、本島に1度行ったのみでした。
その時は、「ひめゆりの塔」などの戦跡を巡り
玉泉洞や東南植物楽園などの観光地を回りました。
色々と面白いスポットはありましたが、
リピーターになるほどまでではありませんでした。
- 離島には面白さが一杯!
その後数年経ち、石垣島・竹富島・西表島に
訪れる機会があったのですが、これが凄く良かったですね。
エメラルドブルーのキレイな海、牛車が行き交う
竹富島の現代離れしたのんびりとした雰囲気、
西表島のマングローブジャングルなど、
沖縄の離島の魅力にすっかり魅せられてしまった
という感じでしたね。そして1年後には
今度は宮古島や伊良部島・下地島に足を伸ばしたりしました。
島内をレンタカーでドライブし、底の見える
海底探索船に乗って、海底の珊瑚を楽しんだりしました。
ダイビングをしなくとも、海底のサンゴが見られるとは
思っていなかったですね。
- ローカル新聞にはローカルな話題が‥
話は思いっきり脱線してしまいましたけど(^^;)
この本にはそんな沖縄の離島の魅力が一杯ですね。
収録されている内容の一部としては、
「宮古八重山地方の人達は、沖縄本島に対して
距離感を抱いている」ことや、「離島では大事件は
滅多に起こらないため、記事のネタが少なく、
地元のローカル新聞には、ちょっとした
ほのぼのとした話題でも取り上げられる」、
等の離島の豆知識が一杯詰まっています。
この本を読んでいると、
また離島に行きたくなって来ますね。
旅に出る前に、また飛行機の中で
読みたい本だなという感じです。
島の人達は、沖縄独特のかりゆしウェアに、
少し色黒の肌をしていて
どことなく異邦人チックな感じがあり、
それがまた旅情をかき立てますよね。