「ビジュアル版 日本の古典に親しむ7 奥の細道」(はてな年間100冊読書クラブ 117/100)

 

  • この夏は東北地方に旅行に行く予定をしていたので‥

「ビジュアル版」と銘打ってあるように、
写真をふんだんに使用した「奥の細道」の
解説書となりますね。今年は夏休みに
東北のほうに旅行に行く予定をしていたため、
事前の予習のような感じで、この本を手にとってみました。
ただ、実際には、新潟県中越地震の影響で
旅行自体は取りやめになってしまったのですが‥

  • 豊富な写真は、旅行記には最適ですね

奥の細道」のような旅行記は、
この本のようにビジュアル的な本のほうが
良いですね、イメージがし易いという感じです。
特にこの「奥の細道」は、
俳聖・松尾芭蕉の著ということで
文章自体が非常にコンパクトにまとまっているため、
自分でイメージを補完することが
欠かせないって感じですからね。
今回は最上川羽黒山に旅行に行く予定をしていたので、
この奥の細道の行程と重なっていました。
旅行が取りやめになってしまったので、
「松島は笑うが如く、象潟は恨むが如し」といった
奥の細道の名文を読んでいると
余計に旅行に行きたくなってしまいましたね‥(^^;)

  • 昔は旅行も大変だったのかも‥

この本の中では、各地で詠まれた芭蕉の俳句のうち、
これは傑作これは駄作といった
評価もなされていたりしますけど、
正直私には俳句の良し悪しは解らないですね、
「そんなもんなんだ〜」という感じです‥(^^;)
しかし、この猛暑続きの日々にて思うのは、
この奥の細道もそうですけど、旅行といえば昔は
歩きが当たり前であったと思います。
今この時期に徒歩で旅行を実施したとしたら、
熱射病間違い無しって感じですよね、きっと‥(^^;)