昨日の中日ドラゴンズ 中日6-5ヤクルト(はてなプロ野球’07)

  • なんとか逆転勝ち、3球団のデッドヒートは変わらず‥

昨日の試合は、8月度のMVPを獲得するなど
現在の中日ドラゴンズの先発投手陣では
最も安定感があると思われる、
朝倉健太投手が先発でした。
しかし、この日は序盤に5点を失うなど、
苦しい展開の試合でしたね。
しかしなんとか逆転に成功し、
東京ヤクルトスワローズとの3連戦を、
2勝1敗で切り抜ける事が出来ました。
首位を争う、巨人と阪神が直接対決を
繰り広げてお互い抜け出せないでいる中では、
確実に勝ち星を稼いでおきたいところですからね。
最下位ヤクルトが相手だけに、欲を言えば3連勝
したかったところなのですが‥

  • 毎回の18安打で6点、効率の悪い戦い方は相変わらず‥

ただ、ヤクルト投手陣に毎回の18安打!を
浴びせながらも、6点しか取れずに残塁の山でしたよね‥
9回の表の中村紀洋選手のソロホームランが決勝点、
といった展開は、相変わらず決め手に欠けるなぁ‥
と思います。今年はいまいち信頼の置けない
中継ぎ陣に、あまり過度なプレッシャーは
与えたくないところですよね‥
まぁ、この試合は継投の投手陣が
踏ん張ってくれていましたけど‥

ヤクルトの古田敦也兼任監督は、
この日辞任の記者会見を開催しましたね。
「選手にかける言葉は?」という質問で
涙ぐんで応えられない古田監督の姿が
印象に残りました。師匠の野村克也監督と共に
90年代のヤクルトの黄金時代を築いた
古田監督だけに、今年の最下位低迷状態には
凄く責任感を感じていたんだな、
ということが、見ていてよく伝わってきました。
古田監督といえば、選手としての活躍も
もちろんですが、個人的には、選手会長時代の、
近鉄バファローズ合併・消滅問題が発生した時の
活躍ぶりが一番印象に残っています。
オーナー側の意図により、球団数削減・1リーグ化への
流れがほとんど決まりかけた時に、
古田会長をはじめとした選手・ファン達の
巻き返しの活動により、2リーグ・12球団の維持と
東北楽天ゴールデンイーグルスの参入が決まったんですよね。
あの時はさぞ大変だったことと思います‥
改めまして、長い間お疲れさまでした。
優秀な人材であることは間違い無いと思うので、
暫く充電して、また監督として帰ってきて欲しいですよね。
師匠にあたる野村監督も、兼任監督時代よりも
ヤクルトの監督時代のほうが成功していますから‥