中日と巨人、首位攻防の3連戦

8月21日 中日3-1巨人、8月22日 巨人3-1中日

  • 首位攻防戦ながら、テレビ中継は無かったり‥

火曜日から始まった、プロ野球の中日と巨人の
首位攻防直接対決は、今のところ1勝1敗になっていますね。
ただ、昨日水曜日は首位攻防戦にもかかわらず
地上波ではテレビ中継が無く、もはやプロ野球
CS放送で見るのが当たり前になって来ましたね。
火曜日の1戦目は、巨人の高橋尚成投手に
中日ドラゴンズ打線が3安打に抑えられましたが、
その3安打がいずれもソロホームランとなり、
3-1で中日が勝ちましたね。

  • 山井投手はいきなりのピンチを切り抜け、久々の勝利

中日はまだ今期勝ち星の無い
山井大介投手が先発したものの、
初回に大乱調で無死満塁のピンチを迎えたりしました。
ここを1失点で切り抜けた事が
この試合のポイントであったと思います。
大量失点パターン間違い無しって感じでしたからね‥
大量失点といえばこの日は、阪神タイガース
7点差を追いついて逆転勝利、という試合もありましたけど。
今期の中日は先発投手陣がもう一つということもあり、
山井投手はここ暫く先発ローテーションに入っていましたけど、
ここまでなかなか勝ち星には恵まれていなかったですね。
ただ、今回ようやく勝ち星を挙げる事が出来たので、
このまま波に乗ってくれればいいなと思います。
終盤戦に向けて明るい材料って感じですね。

  • ただいま絶好調、英智選手

一方の打線のほうは、福留孝介選手を故障で欠いて以降
少々湿りがちって感じですよね‥
そんな中でこの日はヒットがソロホームラン3本のみで
3点、というある意味効率の良い試合って感じでした‥(^^;)
先日今季初ホームランを放ったばかりの英智選手が
2回の裏に2号ホームランを放って同点、すぐに追いつき
そして主砲のタイロン・ウッズ選手に一発が飛び出して
逆転でしたからね。ウッズ選手と東京ドームといえば、
昨年の優勝決定試合の満塁ホームランが思い浮かびますけど、
やっぱ東京ドームはホームランが出易い球場だよなぁ‥
と改めて実感しました。
そして英智選手は今まさに波に乗っている、
という感じですよね。英智選手といえばもともとは
守備のスペシャリストって感じで、
打撃のほうは酷く、「守備固め以外では使ってくれるな」
と思っていたこともありましたけど、
ここ最近はかなり進歩が見られてきたような感があります。
レギュラー定着には打撃が重要、ということを
英智選手本人が認識して、練習に励んでいるんでしょうね。
もっとも、時折ポカミス的なプレーが見られるのも
英智選手の特徴ですけど‥(笑)

そして昨日の2戦目は、今期不振にあえいでいる
山本昌投手が先発してきましたね。
先週の横浜ベイスターズ戦では、
リードしている状況で中継ぎとして登板しながら
あえなく逆転を許し、KOされてしまっています。
まだまだ再起は厳しいと思われていた中での
先発起用は少々意外だなって感じでした。
しかし、内容的にはなかなか良かったのではないでしょうか。
昨日の2戦目は、1戦目とは逆に中日打線のほうが
得点は1回の表のスミ1のみであり
先制したものの追いつかれて逆転されてしまいました。
しかし山本投手は味方の援護が無い中で7回を2失点、
まずまずの内容であったと思います。今の中日は、
左腕先発投手が、小笠原孝投手しかいない現状ですから、
同じ左腕の山本昌投手の復活がなれば、
終盤の首位決戦に向けて心強いですよね。
同じベテランの横浜の工藤公康投手が
ここ最近はなかなか良い投球を見せているだけに、
山本昌投手にも負けずに、大目標の200勝を目指して
頑張って欲しいなと思います。