朝青龍に2場所出場停止

  • 軽率な行動のツケは重く‥

先月の名古屋場所の終了後に
腰の疲労骨折との届けを出して
夏巡業を休場しながら、故郷のモンゴルに里帰りして
サッカーイベントに出席していた
横綱朝青龍に対して、2場所出場停止の
厳しい処分が下されましたね。
骨折の届けがウソであったのか、
それとも骨折は事実であったものの
朝青龍がモンゴル政府からのイベント出場依頼を
断りきれなかったのかによって
罪状は変化すると思います。
しかし、この真相はあまり報道されていないですよね。
私にとってはここが一番気になるなぁ‥という感じです。
ただ、この厳しい処分では、
仮病が濃厚だったということでしょうか。

  • 予想外に厳しい処分、朝青龍も動揺を隠せず‥?

ただ、1場所の出場停止でも厳しいのではないか、
と思っていましたけど、2場所ですか‥
今まで「品格に欠けている」と言われてきた
朝青龍ですが、それまでの行動を含めて
お灸をすえられたかのような、
厳しい処分となりましたね。この処分を受け、
土俵上では強気の姿勢・態度を崩さない朝青龍
さすがに動揺しているようで、処分決定後は
まだ姿をみせていないようですね‥
こはちょっと意外な感じがしました。
処分の発表後に「こんな処分など糞食らえ」
と吼えてみせるのが、悪役・朝青龍
真骨頂かと思っていたのですが(笑)
以外に小心なところもあるようですな。
このあたりは、「緊張を紛らわすための」
土俵上のパフォーマンスが人気の高見盛
通じるところもありそうですね。
もしかすると朝青龍も、土俵上では
強がっていただけなのかもしれないですね‥

ただ、朝青龍に今回このような
厳しい処分が下った理由として、
今までの一人横綱時代で
朝青龍が欠かせなかった時期とは違い、
今年に入って新横綱白鵬が誕生したため、
「もう朝青龍一人に頼る必要も無くなった」
というような相撲協会側の考えも
見え隠れしてしまいますね‥
一人横綱時代で最強を誇っていた頃に
その横綱が長期に欠場することになると
本場所の盛り上がりを欠き、また優勝の価値が
下落することに繋がるため、相撲協会側も困りそうです。
しかし、最近の朝青龍は2場所連続で
優勝を逃したりしており、もはや一人勝ち時代では
無くなって来ている感がありますよね。
加えて、朝青龍は人気的にも乏しいというか、
むしろ憎まれ役・アンチヒーローですからね‥(^^;)