「時をかける少女」

先週の土曜日・21日にテレビで
映画の「時をかける少女」が放送されていましたね。
時かけ」といえば、角川映画全盛期の
原田知世さん主演の実写映画が
懐かしいって感じですけど、今回放送されたのは、
昨年製作されたアニメ映画版でした。
このアニメ映画は、筒井康隆さんの原作小説を
そのまま映画化したものではなく、
「原作小説の20年後」という設定の
オリジナルストーリーって感じでしたね。
原作小説の主人公が、今回の主人公の
伯母という設定であり、主人公から
「魔女おばさん」なんて呼ばれていたりしますね。
この映画は、公開時には高い評価を受けていた、
ということもあって、期待して見ることにしました。

  • 評判の高い映画でしたけど、個人的には‥

しかし、実際に見た感想としては
「この内容はどうなのよ、これで絶賛されたのか‥」
という、個人的には残念ながら思いっきり
期待はずれな感が否めませんでしたね。
まずダメだったのは、主人公であり
ヒロインの真琴に対して、
思い入れが全く出来なかったことですね。
この真琴というヒロイン、非常にお調子者で
例えば折角手に入れた「タイムリープ」という
時をかけることの出来る能力を、
例えばカラオケの終了時間が来たら
開始時間に巻戻すなど、そういう非常に
くだらないことに使ってしまうんですよね‥(^^;)
そして、普段の彼女は、男子生徒と
キャッチボールをして過ごすなど、
非常にガサツな性格であり、
女の子らしさが全くといっていいほど感じられず、
個人的には全く萌えないヒロインでした。
よくこのヒロインで、アニメオタク諸氏から
絶賛されたな〜と思ってしまいました。

  • いじめのシーンもリアル過ぎてちょっと‥

まぁその萌えないヒロインの真琴と、
キャッチボール仲間で「未来から来た少年」
千昭とのラブストーリーは
なかなか良かったと思います。
ただ、舞台の高校で結構露骨な
いじめのシーンがあったり
(いじめはともかく、周りの生徒が傍観姿勢を
貫いているところなど、リアル過ぎて
ちとどうかなという感じですね。)
あと上記の通り、ヒロインに共感出来なかった
こともあって、そこまで絶賛するほどの
内容でもなかったかな、という感じでしたね。
開始前は久しぶりに気合を入れて(笑)
ビデオの予約もスタンバイさせていたのですが、
そこまでする内容でもなかったかな、
という気がしました‥(^^;)
まぁそんな女性らしさを感じさせない
ヒロインであったからこそ、
高校生を主人公にしながらも、
エロさはあまり感じられなかったですな(笑)