新潟県中越沖地震について

今更になりますけど、月曜日の地震は凄かったですね。
私の住んでいる東海地方でも、揺れを感じましたけど、
新潟地方では震度6強の凄まじい地震だったようです。
テレビで見る限りでは、建物が軒並み崩壊した訳ではなく、
築後年数の経っているような、古い木造の家が軒並み潰れて、
そういった家々に昔からずっと住んでいたような
お年寄りが命を落としたようですね。木造の家が潰れて
その下敷き・生き埋めになってしまっては
助からないだろうなぁ‥といった感じです。
ましてや体力の乏しいお年寄り、救出される前に
力尽きてしまう、というところでしょうか。
こうしてみると、改めて耐震工事の重要さを痛感しますね。
ただ、新潟地方は3年前にも中越地震を経験していますが、
年金暮らしの老夫婦の家では、耐震工事に
お金をかけられないんだろうなぁ‥と思います。
少し前に耐震偽装で話題になった、
姉歯秀次建築士が手がけたいわゆる「姉歯物件」は
この規模の大地震だと倒壊する可能性が高そうですね。
不謹慎ではありますけど、「鉄筋の建物の中で
姉歯物件だけが倒壊した」といった、そんな事例を
見てみたいような気もします。

前回の地震長岡市山古志村が被害の中心でしたが、
今回の地震は少し西側の柏崎市が被害の中心のようですね。
しかし、今年になってから能登半島でも
地震が起こっていますし、北陸地方では
地震が多いですよね〜。元々北陸地方
雪が多いため、今回潰れたような古い家々でも
雪の重みには耐えられるように作られている筈なので、
古いとはいえそれらの家々が潰れてしまったところに
今回の地震の凄まじさを改めて実感した思いです。
しかし、これだけ地震が多く発生していると
今度は本当に「東海地震」が来るかも‥
という予感もしてしまいます。
東海地震は、もうずっと前から(私が子供の頃から)
「今に大地震が来る」と言われ続けているのですが、
未だに来ていないですからね。
現地ではまだ余震も可能性も残っているとのことで、
暑い時期に避難所生活を強いられる
被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。