参議院選挙が告示

参議院議員選挙が昨日告示されましたね。
記録漏れなどの年金問題に加えて、
事務所経費問題などで農相に不祥事が相次ぐ中、
自民党政権にとっては思わぬ逆風の中の
選挙ということになりますね。
自民党にとって幸運なのは、
今回が参議院選挙であり、政権交替に直接繋がる
衆議院選挙ではなかったことでしょうね。
自民党民主党による
二大政党化への流れが進んでいる中で、
衆議院議員選挙の当選1人の小選挙区制では、
民意がある程度動けば、政権交代
ありえないことではないですからね。
安倍晋三首相は、その若さとルックスで
選挙へのアピール効果は高そうな気がしていました。
しかし松岡利勝前農相や赤木徳彦農相を
かばい続けたりしていて、年金問題とあわせて
大きなマイナスに働きそうですね。
とはいえ、民主党小沢一郎代表も、
その強面な容貌からは、選挙へのアピール度は
ちょっとどうなのかな、という感じもしてしまいます‥(^^;)

  • 年金問題はもはやどうしようもない段階に‥

ただ、年金問題社会保険庁の体制や
少子高齢化が記録的な速さで進む、
という大きな流れの中では、
もはやこれまでの考え方では
どうしようもない段階にまで
来てしまっているのかな、という感じがしてしまいます。
これから他世代に比べて人数の多い団塊の世代
年金受給年齢を迎える中で、我々若い世代の
「自分が年を取ったら、年金はもはや
貰えないのではないか、払い損になるのではないか」
といった年金制度への不信は、社会保険庁の問題が
有る無しに関わらず永遠に埋まらないでしょうからね‥
また、そういった少子高齢化の現状を考えると
現在の制度のままでは、制度自体が立ち行かなくなって
しまうのも時間の問題かと思われます。
年金給付は最低限の生活保護レベルとして
税金からの支出として、国民には今まで徴収した
社会保険料を満額返還する、
という「年金解体」を行うしか
もはや道は残されていないのかな、と思われますね。