キリンカップ決勝 日本0-0コロンビア

  • 久しぶりに面白かった試合でした

昨日のキリンカップは、久しぶりに白熱した
サッカーの試合を見たなぁ、という感じでしたね。
昨年のドイツW杯では、
日本代表はあえなく予選リーグ敗退、
そして日本代表の中心であった中田英寿選手の
早過ぎる引退もあり、それ以来代表の試合を見ても、
少し気が抜けた状態だったのですが(^^;)
久しぶりに燃える気持ちが戻ってきたかなぁ、
という感じがしました。燃えたといえば、
やっぱ2002年の日韓W杯の時が熱かったな〜。
そのキリンカップ、試合はスコアレスドローでしたけど、
内容はなかなか見応えがありましたね。

  • 前半は欧州組を揃えるもあまり機能せず‥

前半は中村俊輔選手をはじめとして
欧州組をずらりと揃え、まるでジーコ前監督時代を
髣髴とさせるような布陣でしたね。
しかし他球団の4番打者をトレードやFAで
一生懸命かき集めて来ても、
ここ数年優勝から遠ざかっている
プロ野球の巨人軍と同じく(笑)
サッカーもスター選手をずらりと揃えても
チームワークなどの連携面に
時間をかけていないと機能しない、
という事実をまざまざと見せつけられた
前半戦だったと思います。
コロンビアにゴール前をさんざん脅かされて、
終始押され気味でしたよね。欧州組も
中村俊輔選手の珍しいミスが
大ピンチに繋がったりして、見所は少なかったですね。
押され気味の試合を持ちこたえたのは、
中澤佑ニ選手・阿部勇樹選手をはじめとした
ディフェンダーの頑張りが大きかったと思います。
まぁコロンビアは現在の日本代表よりは
やや格上って感じのチームなので、
ホームの利があるといえども、苦戦もやむを得ない
ところもあるのかな‥と思ったりしていました。

  • 選手交代が的中、一気に攻勢に出た後半

そんな前半を終えて後半は、
欧州組の一人・稲本潤一選手に代えて
羽生直剛選手を投入しますが、
この策がズバリと的中しましたね。
投入されたばかりの羽生選手は、
フィールドの中を元気に走り回り
その縦横無尽な動きが、コロンビア側を
翻弄させたという感じです。
また、ゴール前では高原直泰選手が頑張りを見せて、
後半は日本側が押し気味に試合を進めましたね。
前半の押され気味の試合を、羽生選手の投入などで
一転させたのは良かったと思います。
まぁ相変わらず得点にはつながりませんでしたけど‥(^^;)
しかし高原選手は、昨年のドイツW杯時は
全く冴えませんでしたけど(笑)
(高原選手といえば、最終戦のブラジル戦で、
交替枠で途中投入されるもすぐに負傷してしまい、
別の選手を投入せざるを得ず
交替枠をムダに消費してしまったりしましたよね‥)
今日の試合で少し見直しました(笑)
試合終了直前のシーンで、ヘディングを決めたら
その存在が私の中で一気に神扱いレベルに
昇格したかもしれなかったですけど‥(笑)
「格上のコロンビア相手に善戦した」
「前半の押され気味の流れを一気に断ち切って
逆襲できた」という点で、
有意義な試合になったのではないかと思います。