「初恋マジカルブリッツ(6) HのあとにはIがある」(はてな年間100冊読書クラブ 50/100)

  • 4巻までの裏エピソードも含まれていて‥

今回は本編とは少し離れて短編集といった感じですね。
最初の短編は鼓太郎と祈梨ちゃんのストーリーでした。
鼓太郎が家に来ることになって大慌ての祈梨ちゃん、
という感じですね。私はこの「初恋マジカルブリッツ
シリーズの感想をUPする時には、
毎度「戦闘シーンよりも、もっとラブラブなシーンを希望(笑)」
と書いているのですが、今回は最初から
鼓太郎と祈梨ちゃんのラブラブストーリーということで、
そんな読者の声に応えた(笑)という感じの内容ですね。
その他、4巻までの対ヴィーゴ戦の裏ストーリーにあたる、
8年前に起こった事件の真相を記したエピソードが
含まれていたりもしますね。う〜む、個人的には
ヴィーゴには最後まで根っからの悪人でいて
欲しかったような気もしますけど‥(^^;)

  • 全編にわたって、えっちな要素がてんこ盛り(笑)

面白かったのは、鈴蘭がブログを始めるエピソードでしょうか。
4間までのヴィーゴシリーズでは、
ポジションが重なるユージェニーの登場以降は
少し影の薄くなった感のある鈴蘭でしたが、
久しぶりに出番が多かったですね。
鈴蘭は人間社会の常識を相変わらず
誤解しまくっていたりして、面白いストーリーでしたね。
その他、祈梨ちゃんの豊満な胸にこだわる同級生などの
ストーリーもあり、全編にわたって
えっちな要素を欠かしていない、というところも
お見事な構成だと思います(笑)
この「初恋マジカルブリッツ」シリーズ、
少年向けのライトノベルとしては、
購入者の満足度は高いのではないでしょうか?(笑)
まぁ、上記の胸にこだわるキャラや、
ユージェニーのストーリーで
大きな位置を占める友達が少ない同級生のように、
今までのシリーズに登場しない新キャラには
正直思い入れはし辛いんですけどね。
おそらく彼女達は今回だけの登場であって
今後のストーリーに大きく関わってくるとも思えないので‥