昨日のドラマ「東京タワー」 最終回

  • オカンの死でしめやかに最終回

元気なオカンも不治の病のガンには勝てず、
遂に亡くなってしまいますね。
亡くなる直前は、さすがのオカン(倍賞美津子)も
抗癌剤の治療には音を上げていたりしていましたけど。
今回は最終回ですけど、ドラマの最終回は
時間延長とかするケースも多いのですが、
この「東京タワー」は延長も無く、
なんだか淡々と終わってしまいましたね‥(^^;)
まぁ話題作のドラマ化の割には&「月9」の割には
視聴率的にもう一つだったことも
影響しているのかな、なんて思ったりもしました。
まぁ主人公のオカンが亡くなり、
その葬式でエンディング、となると
盛り上がる展開にはならないのでしょうけど。

  • 主人公の雅也がマザコンに見えてしまい‥

ただ、さすがに最後は、オトンの存在感も
多少は目立ったかな、といった印象もありました。
まぁでも自分だったら、家にも寄りつかない
ばくち打ちの旦那なぞ選択しないでしょうけどね(笑)
ただ、そんな役柄に泉谷しげるさんは
まさにハマり役だったと思います‥(^^;)
あと、息子思いで世話焼きの優しいオカンでしたから
仕方の無いことかもしれませんけど、
息子の雅也(速水もこみち)が最後まで
ザコンに見えてしまいましたね‥(^^;)
特に序盤の大学生時代とか、自堕落でどうしようもないって
感じがしてしまい、思い入れも出来なかったですね。

  • 雅也とまなみの復縁は最後までならずに‥

そういえば、ヒロインのはずのまなみ(香椎由宇)との
復縁は最後まで成らなかったみたいですね。
オカンがまなみに指輪を託した、
というエピソードが中盤にあった事もあり、
それがきっかけで結ばれるのかな、と思っていましたけど。
ラストシーンで雅也は「オカンがいなくても
頑張って生きていく」という展開になっていましたね。
ストーリー的には、まなみと雅也が復縁して
一緒にオカンのことを思い出にしながら暮らしていく、
という感じのほうが良かったと思いますけど、
そこはこの「東京タワー」の原作本が、
作者リリー・フランキーさんの実話を
基にしているからなのでしょうね。
物語とは違って、実話は必ずしもハッピーエンドには
ならない、ということなのでしょうね。