「頭がいい人、悪い人の「口ぐせ」」(はてな年間100冊読書クラブ 20/100)

頭がいい人、悪い人の“口ぐせ” (PHP新書)

頭がいい人、悪い人の“口ぐせ” (PHP新書)

  • 内容自体に目新しさは少なく‥l

同じ著者による前作「頭がいい人、悪い人の話し方」の
続編という感じですね。今回は口癖について取り上げています。
よく槍玉に挙げられている「すげー」などのいわゆる若者言葉、
そして「あれ、太った?」などのデリカシーのない言葉などが
取り上げられていますね。
まぁ内容的にはごくごく当たり前のことっていう感じで、
前作と同じく、読んでいてい新鮮味は余りありませんでした。
もっとも「口癖」ですから、既に癖になってしまっていて、
自分では気づかないうちに口にしている可能性もあるため、
その点は怖いな〜という感じはしますね。
あと「ムリムリ」と最初から諦めてしまっていると、
実際に挑戦してみると成功したかもしれない事が
本当に出来なくなってしまう、ということも良く聞きますね。

  • 「できる人」のように見える口ぐせを学ぶよりは‥

今回は「運を引き寄せる人の口癖」などの、
良いほうの例も取り上げられていました。
確か前作「話し方」は、「頭の悪い人」の話し方ばかりで、
「頭のいい人」の例はほとんど無かったような気がしますから。
でも「できる人」のように見える口ぐせ、
というのを実践するのはいかがなものかと、
という感じもしますよね。
そういう口ぐせを会得するよりは、
自ら「できる人」になるような努力をしたいな、
と私は思ったりしました。
まぁ個人的には「バカに見えてもええやん」という感じで
開き直っていたりするので(笑)
そんな気持ちでこの本を読んでしまっては
得るものは何も無いのかもしれませんが‥(^^;)