「質問する力」(はてな年間100冊読書クラブ 16/100)

質問する力

質問する力

  • 何事も鵜呑みにせずに、自分で考える事が大事

この本のタイトルにもなっている、「質問する力」とは
「何事も鵜呑みにするのではなく、まず自分なりに考えてみること。
そして疑問点が発生すれば、「質問」することによって
自分なりに納得して決断する」という感じですね。
なるほど我々は常日頃はマスコミの報道に
踊らされそうになっているだけに
(捏造が発覚した「あるある大事典Ⅱ」の放送直後に
各店で軒並み納豆が売り切れた、なんていう事象は
我々が踊らされている好例ですよね。)
「まずは自分で考え」、「質問する力」を
身につけることは大事なことだと思います。
ただ、やっぱ考えないほうが楽ですし(笑)
考えた上に自分で出した決断が間違っていたとしたら
怒りの持って行く場所が無いですからね(^^;)
そんな感じで、ついつい流されて
考えずに行動してしまうのだと思います。

最近は大前研一さんの本を読む事が多いのですが、
やっぱ改めて頭の良い人だよな〜って思いますね。
この本では「地価高騰」「郵政民営化」「英語教育」などの事例が
取り上げられていて、「考える」ことによって
大前さんが「考える」ことによって辿り着いた
裏にある真実を取り上げていますね。
たまたま最近「あるある大事典」の捏造報道
あった訳ですけど、私も今後はマスコミの言うことを
鵜呑みにはせず、じっくり考えてみようと思いました。
「考える力・質問する力」をつけることは
自分の成長にも繋がりますし、悪いことではないですからね。
「質問する人」の好例が、故・小渕恵三元首相で
小泉純一郎前首相は「質問しない人」の
代表に取り上げられていましたが、
なるほどそんな雰囲気はありますよね(笑)
小泉前首相は質問するというよりは、
「他人の意見は聞かずに、自らの信念に基づいてのみ動く」
って感じがしますし(笑)
故・小渕首相は周りとの融和を図るような
温和な印象を受けましたから。