先週の大河ドラマ「風林火山」 第6回「仕官への道」

  • 勘助は今川から北条へ移って‥

前回の「花倉の乱」は鎮圧され、
乱で功績をあげた山本勘助内野聖陽)は
そのまま家督争いに勝った今川義元に仕えようとします。
しかし義元には気に入られず、
加えて今川家と勘助の宿敵・武田家が和睦したこともあり、
勘助は今川家で鬱屈とした日々を過ごすことになります。
武田に復讐を誓う勘助はその後今川家を去り、
北条家に仕えようとしますね。
北条家に北条と敵対する上杉家の間者が紛れ込んでいる、
との情報を手に、若殿・北条氏康のお目通りを適えますが、
実は氏康は既に間者を手懐けていて‥という展開になります。
なかなか勘助の思い通りに仕官は適いそうもないですね‥
軍師として後世まで著名な勘助ですが、
そんな勘助でも長らく才能が見出されずに
不遇の時期があったんだなぁ、という感じです。
これは現代のサラリーマン社会にもあてはまりそうですね。
自分の才能を見出してくれる上司には
なかなか巡り会えないので、不遇な状態に置かれても
めげずに頑張らなければ、といったところでしょうか。
勘助も仕官を目指して、今川・北条と
あちこち動き回っています。勘助に倣って、
自ら動いて新天地を求める、というのも一つの手でしょうね。

一方の武田家では、晴信(信玄)の元に、京から公家の姫君が
お嫁入りしてきます。確かこの姫君(三条夫人)と
晴信は相性があまり良くなかった筈なのですが
(信玄の後を継いだ武田勝頼は、三条夫人ではなく別腹の子、
三条夫人との間に出来た嫡子・義信は
信玄の駿河攻めの際に自殺させられた、という史実があります。)
今回のお嫁入り直後は、お互い初々しいって感じで
仲良く慣れそうな気配がしていますね。
三条夫人役は池脇千鶴さんですね、
もう結構ベテランの女優さんという感じもするのですが(^^;)
初々しいところを上手く演じていたのではないかな、
と思ったりしました‥