「北の零年」

映画
  • クリスマスイブの夜、若者達は家にいないから‥？

日曜日の夜、テレビ放映されていたものを見てみました。
でもそういえばこの日はクリスマスイブということで、
若者達にとっては特別な記念日であり、
カップルはアウトドアでラブラブな一時を
過ごしているでしょうから、家にはいないものと踏んで
こういうアダルト向けの映画を配してきたんでしょうか‥?(^^;)
しかしそういう映画を淋しく見ている私も
どうかなという感じはしますけど‥(^^;)

この映画は往年の名アイドル・吉永小百合さんの
主演ということで、このキャスティングにも
アダルト層を対象にした映画って感じがしますよね。
既に三十路に突入している私ですら、
「サユリスト」と呼ばれるファンが今更ながら健在である
吉永さんの凄さは、とんと実感が無いですからね‥(^^;)
齢も重ねて、今やすっかりおばちゃんというか
おばあちゃんって感じですから‥(^^;)

  • 阿波の国の稲田家が北海道へ移住を余儀なくされ‥

題材は、明治維新の頃に、
阿波の国で起こったお家騒動により
故郷の淡路島を追われて
北海道への移住を余儀なくされた稲田家と
その家臣団の苦労を描いた作品ですね。
稲田家は阿波・蜂須賀氏の家臣でありながら、
淡路一国を領地に持っている筆頭家臣であり、
それゆえに主家・蜂須賀家と権力争いをしていた、
ということは知識としてあったため、
この映画も最初は興味を持って見始めました。

  • 慣れない北海道の生活は苦難の連続‥

温暖な本州とは違って寒い北海道での生活は
別の船で出航した同胞が、
途中で難破する悲劇もあったりして、
移民達に次々と苦難が襲い掛かってきます。
見ていて途中で少しダレ気味になりましたけど、
イナゴの大群が襲い掛かってくるシーンで
ハッとなって目が覚めたという感じですね（苦笑）
そんな中で淡路から行程を共にした
また、吉永小百合が演じる主人公の夫も、
札幌へ行くと言い残して、
音信不通になってしまいます‥しかし実は
彼は札幌で浮気して、子まで設けているし（笑）
ストーリー的にはちょっとどうなのよ、
という感じでしたね(^^;)また、主人公の子供が、
子役からいきなり石原さとみさんに
「成長」するところも面白かったです（笑）