横浜ベイスターズの多村選手、寺原選手とトレード

もうだいぶ前のことになってしまいますけど(^^;)
(この文章は以前に途中まで書いていたものです)
横浜ベイスターズ多村仁選手と、
福岡ソフトバンクホークス寺原隼人投手との
交換トレードが発表されましたね。
しかしこれは、ぱっと見た限りでは、
横浜の出血トレード、という感じが強いですな。
WBCで4番を打った(まぁ、ヤンキース松井秀喜選手の
不出場など、当時は「4番が多村では厳しいかな‥」と
言われていたりしましたけど)多村選手と
ここ最近ではもう一つの寺原投手では、
やっぱ不釣合いな感は否めないですな。

しかし、今年のストーブリーグ
あっと驚くトレードが続いていますね。
最初が巨人の仁志敏久選手と横浜の小田嶋選手のトレード、
そして続いてオリックス谷佳知選手と
巨人の鴨志田・長田選手とのトレード、
そして今回の横浜の多村選手のトレード‥
共通しているのは、交換選手だけを見ると、
釣り合いが取れていないことでしょうか。
(仁志選手の場合は、金銭もついていたようですが)

  • 折り合いの悪い選手には容赦なく‥

巨人の原辰徳監督と折り合いの悪かった仁志選手、
そして衰えが見えはじめて年俸に見合う働きが
出来ていなかった谷選手、怪我が多くて
期待に応えられなかった多村選手といった、
球団側がもてあまし気味の選手を、
たとえ釣り合いが取れずとも容赦なく放出、
というケースが目立ちましたね。
仁志選手や谷選手など、チーム生え抜きの功労者と言えども、
しかしあっさりと切り捨てられたものだな、と思います。
昔であれば、将来の監督候補とか、
そういう位置づけになるため、トレード等はありえずに、
衰えが表面化してきたら穏便に引退させる、
というのが流れだったと思うのですが‥

また、2ちゃんねるプロ野球板の、
「こんな奴をトレードに」というスレッドでは
よく多村選手の名前が上がっていましたが、
スレの主流の流れは、「多村選手のようなチームの主力を
トレードで出すはずが無い」というものでした。
その2ちゃんねるの意見よりも、
現実は上をいったという感じですねぇ‥(^^;)
多村選手と言えば、外野手が手薄な中日ドラゴンズ
狙っていたようですが、交換に朝倉健太投手を持ち出されて
断念したそうです‥しかしソフトバンクが、
主力先発陣の斉藤和己・和田毅杉内俊哉新垣渚投手ではなく
寺原投手で多村選手を取れたというのは、ちと癪に障りますなぁ‥
ここが同一リーグと他リーグの違いでしょうか‥