プレミアム10「キャンディーズ特集」

昨日は、「のだめカンタービレ」を見たあと、
NHKプレミアム10で「キャンディーズ」の
特集があったので、思わず見てしまいました(笑)
まぁキャンディーズといえば、
今やお笑いの「南海キャンディーズ」のほうが
メジャーになってしまったという感じなのですが、
70年代に一世を風靡したアイドルグループですよね。
活躍の場が70年代ということもあって、
テレビや雑誌などのメディアで当時の様子を
見ることはあっても、彼女たちの活動を生で見たことは
なかったのですが、昨日の「プレミアム10」は
そんな私にとっても、見応えのある番組でした。

  • デビュー後は暫く苦戦も‥

スクールメイツ時代の下積みを経て
(当時から既にスクールメイツってあったんですね‥(^^;)
デビューのチャンスを掴んだものの、
デビュー後はすぐ人気が沸騰した訳ではなかったようですね。
下積みを経てデビュー、というのはよくあるパターンかと
思いますけど、キャンディーズのような超人気アイドルも
実はデビュー後も苦戦をしていたんですね‥
苦戦していたキャンディーズですが、
メインボーカルをそれまでのスーちゃんから
ランちゃんに替えた「年下の男の子」がヒットして
ここからスターダムを駆け上った、という感じですね。
また、アイドルとして人気が出てからも、
彼女達は歌番組だけではなくバラエティ番組にも参加し、
コント等にも挑戦していたとか。
そういえば、「8時ダヨ!全員集合」のビデオで
彼女たちが「学校コント」に参加している
ところを見た事がありますね。
昨日の「プレミアム10」にも、
そのザ・ドリフターズ加藤茶さんや
伊東四朗さんがキャンディーズに対する
コメントを寄せていましたね。

  • コンサート中に突然の「解散宣言」

暫くの間は全力でアイドル路線を突っ走るも、
そこは多感な年頃の女の子の事、
「いつまでもアイドルを続けていていいのか」と
思い悩んだりもして、そしてコンサート中に
突然の「解散宣言」を発表しますね。
現在ではもはや恒例行事となっている、
モーニング娘。の卒業とは違って、
このキャンディーズの解散宣言は
ファンにとっては寝耳に水のことであり、
驚天動地の心境であったことと思います‥
まさに大ショックという感じでしょうか。
ただ、所属事務所の説得等もあって、
解散宣言後もキャンディーズ
半年位活動を続けたのですが、その時期に発表した曲は
「やさしい悪魔」や「わな」など、
春一番」のようなそれまでのアイドル路線とは違って、
落ち着いた曲&大人っぽい衣装が多く、
このあたりを見ると、アイドル路線のままで突っ走れずに
解散宣言に至った彼女たちの心境が伺えるかな、
という感じがしました。

  • 79年4月4日の解散コンサート‥

そして1978年4月4日、後楽園球場で
遂に解散コンサートに至るわけですが、
この解散コンサートの映像は良かったですね、
上述のように私はキャンディーズ
生では知らない世代ですけど、今までに
アイドルのファンを経験している人にとっては、
見ていて熱いものこみ上げてくるのを
感じたのではないでしょうか‥(笑)
私は80年代のアイドル・おニャン子クラブには
萌えていたクチなので(笑)
会場がファンで盛り上がっている様子、
そしてコンサート中に感極まる3人‥
3人の姿を見るのもこれが最後かと思うと、
「長かったお祭りもこれでおしまい」
といった心境に至りそうですよね。。。
キャンディーズは現在に至るまで、
再結成は無いそうですね。同じく解散した
Speedあたりは、チャリティ等で解散後も
しばしば再結成しているような
印象を受けますけど‥(^^;))

  • ランちゃんを見ていて思わず‥

あと、非常に個人的な事ですけど(^^;)、
ランちゃんがよく見ると、私が昔付き合っていた
女の子と似ていたところがあって、
このテレビを見ながら彼女のことを思い出して
ちょっとセンチになってしまったりもしました‥(^^;)
ただ、キャンディーズが当時は人気を
独占していたかというと必ずしもそうではなく、
ピンク・レディー」も同世代であり、
人気的にはピンク・レディーに比べて
劣勢だったようですね。。。
ラストシングルの「微笑がえし」が
オリコンランキングでは初の1位だったそうです。
ただ、この「キャンディーズ特集」を見たあとで、
週末の日曜日(10日)NHKスペシャル
あの「ワーキングプア」の第2弾だそうですね。
これはまた見なければいけないなぁ‥と思います。