「一人で生きる人生の愉しみ方」(はてな年間100冊読書クラブ 134/100)

一人で生きる人生の愉しみ方

一人で生きる人生の愉しみ方

  • 一人暮らしをこなしていくための知恵が満載

標題どおり「一人暮らしをこなしていくための知恵」が
満載されている本って感じですね。未婚率の増加はもちろん、
あるいは結婚していても熟年離婚に至るケースもありますし、
究極的にはどちらかが先に死んで、ひとり残されるという現実は
当然のようにやってきます。
この本は、一人暮らしをするための心構え利点などに
ついて書かれていますね。私は現在は
パラサイト・シングルしていますけど(笑)
大学生時代には一人暮らしした経験があり、
また一人っ子育ちであったため、割と「一人暮らし」とか
「一人で過ごす」ことに慣れてしまっている感があります。
そんな状況のため、この本に書かれていることは
さほど目新しく無いという印象を受けました。
まぁそれはそれで淋しい現実だとは思いますけど‥(^^;)

  • でも料理のレパートリーは増やしたいな‥と

この本に書かれていることで言えば、
例えば一人で行動する癖は既に十分ついていますし、
色々物思いに耽ることもあります。
出来ないのは料理位かな、という感じですね。
私は現在のところは、カレーやパスタくらいしか
レパートリーはありませんけど、やっぱもっと色々なものを
作れたほうが良いですよね。自炊すると栄養的にも
外食よりは良いでしょうし、また安上がりでもありますから。
まぁ一つの項目が見開き2ページ内にまとめられており、
手軽に読める本かなという感じはありました。
就職・進学等ではじめて一人暮らしをするので不安、
という方とかにお薦めの本かなって感じですね
‥って、でも内容的には熟年(老夫婦)向けかなって
感じもしますよね。一人暮らしのコツとして
「日常の細々とした幸せを楽しむ」とありますけど、
働いている社会人であれば、日々の仕事をこなすのに
精一杯って感じで、日常の細々とした幸せなんて
楽しむ余裕は無さそうですから‥(^^;)