昨日の中日ドラゴンズ 中日3-0阪神(はてなプロ野球’06)

  • 大記録で首位決戦に連勝!

首位決戦の第2ラウンド目は、
なんと山本昌投手のノーヒットノーラン
という凄い試合になりましたね。
この大事な場面で、そんな大それたことをやってのけるのは
さすがに大ベテラン、という感じがしてしまいます。
加えて山本昌投手は41歳、今まで佐藤義則投手が持っていた
ノーヒットノーランの最年長記録を塗り替えた、
というのも改めて凄いと思いました。

  • 阪神打線も単調でしたけど‥

まぁこの試合は、阪神タイガース打線が
早いカウントから打って出ていたこともあって、
9回で97球の省エネ投球でしたね。
これならベテラン山本昌投手でも、スタミナ的には問題がなかった、
というところでしょうか。
また、阪神打線が愚直に単純に打って来た、
というのも大きかったと思います。
点差は3点、ワンチャンスですから、
ノーヒットノーランの阻止ということよりも、
首位中日に迫る大事な試合ということで、
「点を取る、勝ちに行く」ことにこだわっても
良かったと思うんですけどね。
最後のバッターの赤星憲広選手なら、
セーフティバントを試みるとか。

  • もともと速球派ではなかったから、選手生命が長持ち‥?

逆に中日&山本昌投手側は、助けられたって感じもします。
中日打線は井端弘和選手とタイロン・ウッズ選手の
2本のホームランで3点と効率的な攻めではありましたけど、
逆に2本のホームラン以外は、阪神先発の福原忍投手に
抑えられていた、という感じもしますからね。
しかし41歳でノーヒットノーランですか‥
もともと山本昌投手は昔から速球派の投手では
ありませんでしたけど、その分逆に年を取っても
スピードの衰え等は問題が無いため、
選手生命が長持ちしているなって感じですね。
この大事な試合で大記録、本当に頭の下がる思いです。

ノーヒットノーラン&無四球試合でしたけど、
4回の表に森野将彦選手がエラーをしており、
完全試合とはなりませんでした。
4回ということで、その時点は森野選手も
まだそんなにダメージは受けていなかったかと思いますけど(苦笑)
回が進むにつれてノーヒットノーランへの期待が
高まってくると、次第に青ざめてしまった、
という感じでは無いでしょうか‥?(^^;)
あの一球、足が速い赤星選手とは言え、
慎重にさばいていればアウトを取れたかもしれないだけに‥
ただ逆に、おかげで山本昌投手は
リラックスしてノーヒットノーランを意識せずに
終盤まで投げられたかもしれないですし‥