「新しい高校生物の教科書」 (はてな年間100冊読書クラブ 99/100)

新しい高校生物の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス)

新しい高校生物の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス)

  • 地学の次は生物に挑戦してみました

先日、本シリーズの「新しい高校地学の教科書」を読んで
これがなかなか面白かったので、(感想は↓)
http://d.hatena.ne.jp/yukino77/20060704/p4
今度は生物のほうに手を出してみました。
私大文系を卒業している「純文系」の私ですけど(笑)
学校の勉強を離れてしばらく経ち、
理系の知識を持ちたくなって来たりもしました。
もっとも、数学や物理・化学方面に手を出すのは、
未だにアレルギーがありますけど(笑)
私は生物は高校時代に履修しており、
センター試験に向けてしっかりと勉強してもいたので
(物理や化学とは違って、生物は暗記が中心だったためか、
文系とはいえども、苦手意識は無かったですね。)
この本についても、高校1年の時に少し勉強しただけであった
地学よりも、取っつきやすいかな〜と思っていました。

  • しかし暗記は既に忘却、異世界の内容と化していました‥(^^;)

しかし実際は、暗記中心の知識はかなり忘却されており(笑)
結構難しいというか、異世界の内容って感じでしたね‥(^^;)
細胞の各箇所の名称とか(細胞壁ミトコンドリアなど)
「そういえば一生懸命覚えたよな〜」
と思い出したりもしましたけど。
あとは、高校の生物の授業といえば、
「遺伝」が結構印象に残っているのですが、
(遺伝は丸暗記しなくても良いので楽だった、
という感じですね‥笑、また時間も結構長く割いていたと思います)
しかしこの本は新書のため、紙幅が狭いためか、
遺伝の表とかの掲載は無かったような気がします。
「AAaa」のソラマメの遺伝とか、今でも覚えていますけど。
あと、生物誕生以前は、人間に必要不可欠なな酸素も、
嘗ては有毒ガスであったそうですね。
そんな中で、「酸素を使用して光合成を行う生物が出現し、
次第に酸素が薄められて、生物が住みやすい環境になっていった」
といった感じの、生命が誕生していく場面の記述とか、
このあたりはなかなか興味深かったですね。
知識として持っておきたい箇所って感じがしました。