「バスの雑学読本―とっておき知識と思いがけない最新事情」 (はてな年間100冊読書クラブ 93/100)

  • バスオタ向けの「雑学本」(笑)

バス会社、バスの車両、高速バスや海外のバスなど、
バスについての色々な雑学を取り上げた本ですね。
巻末に、日本の路線バス会社の一覧表が掲載されていたりして、
私のようなバスオタ向けの本って感じですな(笑)
一覧表は、オタ向けの資料価値ありそうですね。

  • 「バスの車両」「バス会社」について

1章目は「バスの車両について」、
私は鉄道を含めて、あまり車両自体に関心は無いですが、
オタの間では「三菱ふそう」「日野」「日産ディーゼル」など、
各社の車両に関心を持っている人も多いですね。
日本最大のバス会社・西日本鉄道が、自ら傘下にバス製造会社を
持っていたとは知りませんでした‥(^^;)
2章目は、日本のバス会社についてですね。
日本最大のバス会社は上記のように西日本鉄道
そして第2位に神奈川中央交通、といった感じです。
大阪や名古屋、横浜の市バスも、バス保有台数では
上位に入っているそうですね。市営バスは運行範囲は
基本的にその都市内と狭いですが、
高頻度運行しているケースが多いため、
バスの保有台数といったような規模面では、大きくなるようです。

  • 「高速バス」「海外のバス」など

3章目は、高速バスについての解説ですね。
鉄道は東京などの大都市と地方を結ぶ
列車の運行が主であるため、鉄道が直接連絡していない
地方都市相互間の流動に、高速バスが活躍しているとのことです。
また、最長時間運行する高速バスは、
最長距離となる東京-福岡(博多)間の「はかた」号では無く、
山口県内でこまめに止まって客を拾う、
東京-下関間の「ふくふく東京」号だそうですね。
これはひとつのトリビアって感じですね、
クイズにすると、きっとバスオタでも
引っかかりそうな気がします‥(笑)
きっとまず最初に「はかた」号が思い浮かぶと思われるので‥
そして、4章目はローカルバスや空港バス、
5章目では海外のバスを取り上げています。
海外のバスでは、例えば、
中国では「寝台バス」が主流だそうです。
しかし海外に旅行しても、なかなかバスを使う機会は無いため、
寝台バスがどのようなものか、そして寝心地はどうかなど、
読んでいても、実感は乏しかったな、という感じですね。