「実録鬼嫁日記―仕打ちに耐える夫の悲鳴」 (はてな年間100冊読書クラブ 87/100)

実録鬼嫁日記―仕打ちに耐える夫の悲鳴

実録鬼嫁日記―仕打ちに耐える夫の悲鳴

  • ブログを単行本化しただけなので、中身は薄いです(笑)

少し前には確か観月ありささん主演でドラマ化もされた
「鬼嫁日記」の単行本ですね。
単行本とはいっても、元はブログとして著者がweb上に
掲載したものを纏めたもののため、
読み易さはありますけど、読み応えはありませんね‥(^^;)
電車男」の単行本を手に取って開いた時の感覚と
同じようなものでしょうか(笑)

  • 鬼というよりは、やる気が無いって感じかな(笑)

「鬼嫁」とありますから、どれほどの鬼っぷりなのかと(笑)
ある意味期待していたのですが、
実際はそれほどたいしたことは無かったですね。
鬼というよりは、ものぐさ&思いやりが無い
って感じでしょうか(笑)
例えば、食事がしゃぶしゃぶ→水炊き→雑炊と
毎日同じようなものが続きますが、
これは「買い物に行きたくない」という怠け癖から
来ているもので(笑)あえて夫に変なものを食わせている、
ということではなさそうですし。
そのため、雨が降ると途端に食事が淋しくなるそうです(笑)

  • あと、他人に対する配慮が欠けている、いわゆる「ジコチュー」

まぁ、贈り物のメロンを独りで食べてしまった、
というところは、欲張りというか、
夫に対する思いやりの無さがうかがえるって感じですな(笑)
あと、面白かったエピソードは、
実の両親や義理の両親と一緒に食事に行った時、
両親らの「軽いものが食べたい」という意見を
全く意に介せずにトンカツを注文するところですね(笑)
他人に対する配慮が欠けていることを示す
典型的なエピソードって感じではないでしょうか。

  • そんな妻の性格を見抜けなかった、夫にも責任あり

しかし、夫と妻の出会いは、夫が所属していた
高校のバトミントン部に、妻がマネージャーとして
入部してきたのがきっかけのようですが、
妻は「面倒臭いから」という理由で、
数日で幽霊部員になってしまったそうです(笑)
まぁその頃から妻のものぐさというか、
やる気の無さは既に発症していた訳であり(笑)
この妻の性格を見抜けなかった夫の
自業自得ではないのかな、という感じがしてしまいました。
料理では上のような実例がありますが、
妻は料理は実は上手いそうですね。
「下手ではないのに作らない」というところは、
やっぱ妻のやる気の無さを象徴しているかと思います(笑)