今週の大河ドラマ「功名が辻」 第27回「落城の母娘」

  • 新参者が重用され、一豊には不満も‥

主人の秀吉(柄本明)と柴田勝家との決戦を前に、
新参者(後の賎ヶ岳七本槍)が秀吉に取り立てられるのを見て、
山内一豊上川隆也)は不満が鬱積していますね。
組織が大きくなっていくと、やっぱこういうケースは
出てくるんでしょうな。私の勤めている会社でも、
最近は中途採用が増えてきていますけど、
中途の人が重用されているのを見ると、
才能があるのは認めるとはいえ、
やっぱ心中穏やかでは無かったりもしますから‥
佐久間盛政の独断もあって、勝家軍は破れ、
勝家は妻・お市とともに自害します。

  • 初対面でいきなり「汚らわしい‥」(笑)

一豊はそのお市の娘3人を助け出しますが、
娘達は秀吉に向かって「汚らわしい」の一言でしたな(笑)
まぁこの娘たちの中に茶々(後の淀君)がいるわけですが。
初対面で「汚らわしい」と言われた女を後に嫁にする、
これを考えると、秀吉ってマゾですか?(笑)
まぁよく言われているのは、家柄の低い秀吉は
それがコンプレックスであったため、
元の主人・織田信長の姪という肩書きが魅力だった、
というものですけどね‥
まぁ演じている柄本明さんからは、
いかにも女好きの匂いを受けてしまうのですが‥(^^;)
もっとも今回のドラマでは、茶々が、母お市の意向を
受け継いで、「秀吉に復讐しようとする」
設定になっているようですね。
ただ、史実では、淀君の行動は結果的に豊臣家を
滅ぼしてしまいましたけど、秀吉に復讐とか、
そんな支離滅裂な面は見られなかったと思います。
このあたりの折り合いを、今後のドラマの中で
どうつけていくのでしょうか、ある意味見物って感じですな。