FIFAワールドカップ 18日目 イタリア1-0オーストラリア

  • 日本代表がこの試合のピッチに立っていたのかも、そんな思いも‥

E組1位のイタリアと、F組2位のオーストラリアの一戦ですね。
「F組2位で決勝トーナメント進出」といえば、
W杯開催前は、日本代表チームが目標としていたところだと思います。
今日はその試合でオーストラリアチームが
ピッチ上に立っており、そしてイタリアチームのユニホームが
日本チームと同じブルー系ということで、
どうしてもあの悪夢の日本vsオーストラリア戦を
思い出してしまいますね‥そんな感じもあって、
どちらかというとイタリア応援的な感じで、試合を見ていました。

  • 前半はイタリアにチャンスあり、やっぱ日本代表とは違うな‥(^^;)

前半はイタリアにチャンスが何度かありましたね。
決まりこそしませんでしたけど、残念ながら同じオーストラリアと
グループリーグで対戦した日本との地力というか、
選手個人個人の技能の差・意識の差というものを
感じてしまいました。イタリアの各選手はFWトニ選手に
良いボールを出していましたね。トニ選手も決め切れませんでしたが、
惜しい場面は何度か作っていましたし。

  • 後半、退場者を出してイタリアは苦しい戦いを‥

後半、イタリアのマテラッツイ選手が退場、
イタリアは1人少ない戦いを強いられます。
前半、チャンスはあったものの、ボールはオーストラリアも
積極的に持っていたので、イタリアは守戦を強いられましたね。
先日のポルトガルvsオランダ戦では、
退場者が続出したということもあり、
更なる退場者が出る可能性もあるため、
ラフプレイには注意して慎重にならざるを得ないですよね‥
退場者といえば、チェコがグループリーグで
このイタリア戦、そしてガーナ戦と
いずれも退場者を出して守りが薄くなったところを
相手に追加点を許して敗戦、グループリーグ敗退に
なってしまったことを思い出しました。

  • 後半終了間際、イタリアはPKをゲットして決勝点に

後半終了間際まで0-0のまま、このまま延長戦に突入かと思いきや、
オーストラリアのニールセン選手が
ゴール前で痛恨のファウルを喫し、イタリアがPKをゲットします。
これをトッティ選手が決めて、劇的な決勝点になりましたね。
この試合もまた、終了間際に決勝点が入った一戦となりました。
ここまで、イタリアはトッティ選手の投入など、
既に交代枠の3枠を使い切ってしまっていましたが、
逆にオーストラリアは1枠しか使っていませんでしたね。
日本船では鮮やかな選手交代を見せて
終盤に逆転勝ちを決めたヒディング監督でしたが、
この試合では延長戦突入を見据えていたのか、
カードは温存したままでしたね。

また、イタリアは前回の日韓大会、同じ決勝リーグ1回戦で、
ヒディング監督率いる韓国に敗れています。
そしてトッティ選手はその試合で退場処分を食らっていました。
イタリアチーム、そしてトッティ選手共々、
ヒディング監督に雪辱を雪いだ、という感じになりましたね。
そのイタリアvs韓国戦は延長戦に突入していましたから、
今回の試合、延長戦に突入する前に劇的な形で
決着させる事が出来た、というところも、
イタリアにとっては、前回大会のの悪夢を
振り払う事が出来たのではないかと思います。