「「食」繁盛店からトレンドを読む」 (はてな年間100冊読書クラブ 75/100)

「食」繁盛店からトレンドをよむ

「食」繁盛店からトレンドをよむ

  • 繁盛店の例を取り上げて、食のトレンドを解説した本

外食産業や中食産業について、
繁盛店の例を取り上げて、現在受け入れられる店は
どのようなタイプの店なのか、を解説した本ですね。
「早い時間帯から値下げをしているような店は、
店員のモチベーションが下がるから売上が伸びない」とか、
「廃棄のロスを恐れていては、売上は伸びない」といった感じで、
現在の外食・中食のトレンドを取り上げています。
しかし、RF-1やデニーズ、「まつおか」など、
特定の店の名前が本文中に何度も取り上げられているので、
その企業の提灯持ち記事に見えてしまう可能性も、
無きにしもあらず、ですね。

  • 食にもブランドがあり

しかし、数が多い外食・中食産業だけあって、
競争も非常に激しい様子が窺えました。
飽きっぽい消費者をひきつけるための努力とか‥
外食産業でも、ブランドを創造する事が大事なんですね。
まぁ、有名料亭の料理などは
料金のほとんどがブランド使用料、と言っても
過言ではないような感じもしてしまいます‥(^^;)
私は食品産業に勤めている訳ではありませんが、
食品産業って、外食やデパ地下などで
日々の生活の中で割りと身近に存在を感じる事が出来ますよね。
そういう意味で、私のような門外漢でも
本の内容がすんなり理解できたかな、という感じはしました。