「会社で意見が通る人、通らない人」(はてな年間100冊読書クラブ 64/100)

会社で意見が通る人、通らない人

会社で意見が通る人、通らない人

  • 会社で意見が通るようになるには‥

この本では、会社で意見が通るようにするための
主に交渉力についての記述が中心になっていますね。
例えば上司の壁を乗り越えるための手法として、
ケチをつけたがる上司や、責任を取りたくない上司など、
色々な困ったちゃん上司に対する対処の仕方、などがあります。
「上司の自己愛を満たしてあげよう」なんて記載もありますけど、
もっとも上司へのゴマスリが目的ではなく、
あくまでも「自分の意見を通す」事が最終目的である、
というところは良いですね。
もっとも、この本の著者の谷川さんは、会社員時代は
度々上司と衝突して左遷なども経験しているそうなので(^^;)
この本通りに実践してみるのは、やっぱちと過激なのかな、
と思ったりもしました‥(苦笑)

  • 「通すためにはどうするのか」を考える事が肝心

企画提案を考えるときに、
「通るか通らないかを考える」のではなく、
「通すためにはどうするのか」考えることが肝心だ、
というところは「なるほど!」って感じでしたね。
発想の転換というか、そう捉えるべきだと思います。
そのほうがよほど前向きに仕事が出来ますからね。
積極的に意見や提案を出して、それが認められて初めて、
やっぱ昇進への道を歩んでいける訳ですからね。