昨日の大河ドラマ「功名が辻」 第15回「妻対女」

  • 小りん再登場、一豊に一気に迫って

山内一豊上川隆也)の元に、甲賀の忍び・六平太と、
そして一豊の浮気相手(笑)小りん(長澤まさみ)がやって来ますね。
六平太は小りんを妻として紹介し、一豊は戸惑うものの、
幸い小りんは一豊の命を狙うのではなく、
一豊に迫ることが目的だったようですね(笑)
(まぁ一豊にとって幸いだったかどうかは微妙カナ(笑)
迫られた一豊、なんとか逃げ切ったものの、
小りんの事を知った千代(仲間由紀恵)が、
今度は寝床に切羽詰った表情で‥という感じのストーリーでしたね。
しかし、健全な歴史ドラマである筈の天下の大河ドラマで、
こういった「迫る迫られる」という展開が
何度も出て来るのはいかがなものかと思います(笑)
さすがは「皆さまのNHK」、随分くだけてきたって感じですね(笑)
しかし、長澤まさみさんのような子に迫られたら、
私だったらあっという間に陥落してしまいますけど‥(ぉ

  • 一豊と秀吉の対照的な女性観‥

お互い身持ちの堅い一豊・千代の二人に対して、
こちらも子供が出来ない秀吉(柄本明)・寧々の夫妻の場合は、
秀吉は子供が出来ないのをいいことに、
側室を集めて女遊びし放題、って感じですな(笑)
しかし秀吉の場合は、女遊びをしていても
なかなか子供が出来ないですよね。まだ秀吉もこの時期は
関白・天下人として君臨している訳ではないので、
先祖伝来武家の一豊の山内家とは違って、
「お世継ぎ」に対する切迫感がまだ薄いのかな、
というところでしょうか。
しかし、この点は、一豊と秀吉の女性観が
実に対照的に描かれているかな、という印象を受けますね。
まぁ一豊の場合は、堅物系の千代に
しっかりと躾けられたからかもしれませんが‥(笑)