トリノオリンピック、荒川静香選手、歓喜の金メダル!

  • フリーで完璧な演技、逆転優勝!

メダルが遠かったトリノオリンピックの日本勢ですけど、
いや〜最後の最後でキター、という感じですね。
女子フィギュアスケートで、
荒川静香選手が見事に金メダルを獲得しました!
今日のフリープログラム、演技も完璧だったのではないでしょうか。
素人目には転倒とかがあれば「あかんな」と解りますけど、
「ジャンプが3回転のところを2回転と判断された」とか
そ〜ゆ〜のは全く解らないですからね‥(^^;)
採点競技は難しいというか、
スッキリしないところがあるのは事実です。
ただ、今日の荒川選手の演技は、観衆から
スタンディングオベーションが起き、そして採点結果も1位、
まぁ納得の採点といったところでしょうか。

  • プレッシャーをかけることにも成功?(^^;)

荒川選手はショートプログラム1位のコーエン選手と
同2位のスルツカヤ選手の間の順番となりましたが、
これも有利に働いたカナという感じですね。
直前のコーエン選手の採点がベースになって、
それほど低い点数にはならないだろうし
(まぁそんな事は関係なく、荒川選手の演技は完璧でしたけど)
後のスルツカヤ選手には、自分の演技によって
プレッシャーをかける事が出来ましたから。
それも一因だったのか、
スルツカヤ選手は転倒したりしてしまいましたね‥
このスルツカヤ選手転倒の瞬間、荒川選手の金が決まった、
という感じでしょうか。でも、スルツカヤ選手の採点が終わるまでは、
ドキドキものでしたけど‥(^^;)

  • 荒川選手もここまで決して順風満帆ではなく‥

しかし、どの選手もこのオリンピックにあわせて
体調をピークに整えてくるでしょうから、
やっぱ実力とあと運を味方につける必要があるって感じですね。
ミス無く最高の演技をした荒川選手に勝利の女神が微笑み、
逆に転倒したスルツカヤ選手は女神が逃げた、というところですね。
ただ、表彰式までのTVの解説によると、
その荒川選手も8年前の長野オリンピックは13位と大敗、
そしてソルトレーク五輪は選考に敗れて
出場すら出来なかったそうですね。
そして04年の世界選手権で頂点に立ったものの、
最終選考のあった昨年は、安藤美姫選手や浅田真央選手といった
若手の台頭に脅かされたりしていました。
荒川選手の競技人生は、ここまで決して順風満帆なものでは
なかったんだな、と改めて思い知らされた感じです。

  • 村主選手はメダルにあと一歩及ばず、安藤選手は4回転に挑戦しましたが‥

ショートプログラム4位の村主章枝選手も
「情熱の紫」の衣装でいい演技をしたと思いますけど、
メダルにはあと一歩及ばなかったですね。
SP上位のコーエン&スルツカヤ両選手とも転倒があったのですが、
上位3位とはSPで6点位差がついていたので、
その差を最後まで埋められなかった、という感じでしょうか。
安藤美姫選手は、果敢に4回転ジャンプに挑戦したものの、
見事に失敗してしまいましたね‥(^^;)
う〜む、昨年末の不調をそのまま引きずって
このオリンピックに臨んでしまったかな、
という感じがしてしまいます。
安藤選手の演技は、ちょっと見ていて気の毒でしたねぇ‥
ただ、荒川選手も長野オリンピックは13位と
苦汁を嘗めていますし、安藤選手も次回に向けて、
今回の経験を生かして欲しいものです。
次は是非4回転、成功させて下さい。